永遠のハバナ
pak********
5.0点
去年1回見たが、今回、キューバ映画祭(ユーロスペース)で再度見た。 この作品はドキュメンタリーで、最初はハバナの朝の風景が何気なく写されているように見える。しかし、映画が進行してくると、次第に、いつくかの家族がこの映画の主人公であることがわかってくる。 皆、質素に暮らす一般の市民だが、それぞれが夢を求めて精一杯生きていることをカメラはじっくりと追っていく。 また、この映画はセリフが無い分、音楽やいろいろな音がクローズアップされ、一層リアリティが深まっている感じがする。 派手さはないが、むしろ見終わってから、深い感動がわいてくる秀作である。
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