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ロボッツ (2005)

ROBOTS

監督
クリス・ウェッジ
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3.06 / 評価:174件

解説

『アイス・エイジ』のクリス・ウェッジ監督が描くSF冒険ファンタジー。主人公の声をユアン・マクレガー、ヒロインをハル・ベリーが担当している。音楽は『シュレック』のジョン・パウエル。美しい映像だけでなく、親子愛や友情をしっかりと描いたドラマも秀逸。リアルだが可愛らしいロボットの造形は必見。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

皿洗い機ロボット夫婦の間に生まれたロドニー(ユアン・マクレガー)は、得意の発明の才能を伸ばすために大都会ロボット・シティに向かう。ところがロボット・シティでは大企業のビッグウェルド・インダストリーズの新経営者・ラチェット(グレッグ・ギニア)の陰謀が進行中だった……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2005 TWENTIETH CENTURY FOX
(C)2005 TWENTIETH CENTURY FOX

「ロボッツ」ブルースカイ・スタジオのオリジナリティとは、“昭和っぽさ”?

 ピクサーは、生命感溢れるキャラの動きをハートフルな物語に包んできたし、ドリームワークスは、シニカルな作風で独自性を打ち出してきた。3DCGアニメを前進させてきたのはジョン・ラセターやジェフリー・カッツェンバーグの作家性だったのだが、技術的にハイレベルなブルースカイ・スタジオは混迷中だ。氷河期のアニマル・スラップスティックス「アイス・エイジ」から、マシンの街のヒューマン・ストーリー「ロボッツ」へ。この意外性には「ブランド戦略は計画的に」とアドバイスしたくなる。

 確かに陰影深きマシンの質感はCGの更なる進化を感じさせるが、肝心なはずの宮崎駿に学ぶべきマシンへの偏愛には欠ける。スタジオのアップグレードのためクリス・ウェッジよりも作家性の濃い監督に取替えてみては、と言いたくもなるが、その答えは映画のテーマにあった。主人公の夢を阻むのは、ますます貧富が拡大する消費文明。ここは近未来の街ではなく現代社会の写し絵だ。すぐに総取替えする社会を風刺し、パーツ交換による成長こそ大切だと主張している。郷愁さえ感じさせるギャグやTVアニメ風スピード感に、オーソドックスな展開。“青空工房”のオリジナリティとは、案外、昭和っぽいのかも。(清水節)

映画.com(外部リンク)

2005年8月3日 更新

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