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キング・コング (2005)

KING KONG

監督
ピーター・ジャクソン
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3.67 / 評価:1,335件

解説

1933年に製作され、映画史に残る伝説的作品となった『キング・コング』を、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督が現代版にリメイクしたアクション・アドベンチャー超大作。主演は『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディと『21グラム』のナオミ・ワッツら演技派俳優が顔をそろえる。特に、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでCGキャラクターの「ゴラム」を演じたアンディー・サーキスふんする「キング・コング」の名演は要チェックだ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

冒険映画を撮影するために幻の孤島“スカルアイランド”にやってきた監督のカール(ジャック・ブラック)と脚本家のジャック(エイドリアン・ブロディ)、そして女優のアン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)は、島で巨大な生き物と遭遇する。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C))2005 Universal Studios
(C))2005 Universal Studios

「キング・コング」コミュニケーションと究極の“モンスター愛”を描いた傑作

 コング vs T-レックスの大バトルに目頭が熱くなり(ちゃんとオリジナル通り、死んだことを何度も確認しているではないか!)、そのとき助けたアンを住処に連れて行き、青い空を茜色に染めあげる夕焼け(朝焼け?)にすでに涙がこぼれ、ラストのエンパイアステート・ビルの朝焼けにはもう滂沱(ぼうだ)。オリジナルも泣けるんだから、今回もとは覚悟していたが、まさかこれほどだとは!

 そして思い出すのはジャック・ドリスコルが自らの戯曲のなかに込めてみた「言葉はいらない」というセリフ。オリジナルではほぼ一方通行だったコングの気持ちに、このPJ(ピーター・ジャクソン)版のアンは応えまくり。たとえ言葉が通じなくっても、ふたりの心は「孤独」(これもまたドリスコルの戯曲のタイトルだ)という感情で共鳴しあう。それはまたPJ(とVFXスタッフ)が、言葉をしゃべらないコングの気持ちを、彼の表情&仕草、そして瞳だけでわれわれ観客に見事に伝えてみせたことを意味しているのだ。

 つまり「キング・コング」は愛の映画であり、コミュニケーションの映画。そして究極の“モンスター愛”に満ちた映画でもある。もし生きていたらウィリス・オブライエンも熱い拍手を送ってくれたにちがいない。(渡辺麻紀)

映画.com(外部リンク)

2005年12月16日 更新

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