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チーム★アメリカ/ワールドポリス (2004)

TEAM AMERICA: WORLD POLICE

監督
トレイ・パーカー
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3.85 / 評価:131件

解説

テロリスト相手に「チーム★アメリカ」が大暴れする、アメリカをパロディ化した人形劇エンターテインメント。製作は『サウスパーク 無修正版映画』のクリエイター。人形たちに声を吹き込んでいるのは、ショーン・ペン、リヴ・タイラー、サミュエル・L・ジャクソンなど豪華スター俳優。全編にシニカルなユーモアが散りばめられ特に北朝鮮が上映禁止を求めたと言われるほどの過激な表現は一見の価値あり。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

世界平和を維持するべく結成された国際警察“チーム★アメリカ”は、独裁者によるテロリストへの大量破壊兵器の譲渡を阻止しなければならなかった。しかし、国際警察がそのことばかりに熱中している間に世界は大変なことになっていた。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「チーム★アメリカ/ワールドポリス」トレイ&マットがブッシュ・アメリカに屁を放つ

 しょせんこの世のドタバタなんて、何者かの見えざる手に操られ踊らされてるだけ……って洒落だろうか。「サウスパーク」のトレイ&マットが、切り紙風CGからマリオネーションに鞍替えし、ブッシュ・アメリカに屁を放つ。

 といって大統領は登場しないが、“世界警察”を名乗って恥じない「チーム・アメリカ」が肩代わりだ。これは資本家の息がかかった巨大自警団(まさしく「サンダーバード」!)で、女性の姿も一応あるものの、その父権主義的なマッチョイズムまで下品に茶化されるのは苦笑い。彼らの宿敵は映画マニアのジョンイル君、こちらは紛れもないそっくりさんだけどキャラは本作ぶっちぎり。独裁者の悲哀をハリウッド・ミュージカルばりに歌いのけるのも困った洒落だ。

 つまりこの映画、敵対勢力の双方をコケにする。さらにイラク派兵に反対したリベラル気取りの超有名俳優たちもスプラッターに皆殺し。かと思えばマイケル・ベイ映画の下らなさや紋切り型の表現をも無邪気にネタにする。

 あらかじめ高尚な旗印を掲げた体制批判は、ミイラ取りがミイラになる危険性が強い。トレイ&マットはあえてチャランポランに徹し、ハリウッドの凡庸をあげつらう のと同じ次元で、深刻さを煽るばかりの世界情勢も嗤いとばそうというわけである。でも、つい本気になっちゃうのが彼等らしいところなのだが。(ミルクマン斉藤)

映画.com(外部リンク)

2005年7月29日 更新

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