2005年2月5日公開

タッチ・オブ・スパイス

A TOUCH OF SPICE

1072005年2月5日公開
タッチ・オブ・スパイス
3.8

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1950年代のコンスタンチノープルで祖父(タソス・バンディス)からスパイスの効用と天文学を学んだファニス(マルコス・オッセ)。やがて彼は大好きな祖父と別れ、家族とアテネに強制退去させられる。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(16件)

切ない22.2%ロマンチック13.3%悲しい8.9%泣ける8.9%かわいい8.9%

  • yad********

    3.0

    ちょっと塩が足りなかったです・・・

    表層部分は万人にうける作品だと思います。 料理を、人生観を、スパイスに例えて教えてくれた祖父と その孫とのヒューマンドラマを、軽妙な伏線を沢山敷いて、 コミカルに、感動的に仕上げられた小気味良い作品です。 幼馴染の女の子との切ない恋物語をスパイスで味付けして。 でもテーマは深層部分にあります。 それは“ノスタルジー”です。 キーワードの台詞1つと、上澄み部分を抜きとった 深層部分にある2つのポイントを挙げて、 星三つの理由を書きます。そう・・・この作品は・・・ もっと世間に知られれば、あるいは口コミで評判になり、 評価が上がるタイプの作品だと思いますが、 僕にはちょっとしっくりこなかったのです。。。 ポイント1 “トルコ・ギリシャの歴史に翻弄される家族” 両国の関係悪化に伴ってイスタンブールに住むギリシャ人たちに暗い影が忍び寄ります。 その募る不安感、そしてついに国外へ強制退去させられる時の悲しみ、苦悩。 ギリシャに戻ったはいいが、そこでもトルコ系ということで肩身の狭い思いをする苦労。 追い討ちをかけるかのように、クーデターによって軍事政権(ギリシャ)となってしまい、 益々住みにくくなる主人公の家族たち。 こういった国際情勢によって翻弄され人生を狂わされる様子を、 コミカルな展開の行間に滲ませたり、本音をしゃべるというサウナ風呂での会話で、 はっきりと語られてました。 ポイント2 “古都イスタンブールへの郷愁” 僕が見た感じ、イスタンブールにあるスパイス店周辺の風景はセットでした。 遠景はCG、あるいは書割・・・これでは古都の魅力が伝わりません。 話は1959年から始まるので、その頃の雰囲気を残した良いロケーションが残ってなかったのかな・・・ よってこの地に固執する登場人物たちの強い郷愁、ポイント1の苦悩も霞んでしまいました。 「イスタンブールは特別な街だ。世界一美しい街だ。誰だって離れたくない・・・」 この台詞、気丈な父が涙ながらに語るのです。 そしてネタバレになるのでこの続きは伏せますが、退去勧告の時に家族には聞こえないように、 トルコの役人から耳打ちされた衝撃的な内容と、その時の悪夢の5秒間を家族に明かします。 悪夢の5秒間・・・そんなにも愛しているのか・・・イスタンブールを・・・・(滝涙) と、なるはずの、テーマが郷愁であることを示すキーワードなのですが、 これはちょっと色々な理由で伝わりにくいです。 伝わり難い理由もまた、ネタバレしてしまう・・・ 今、手元に無いのでうる憶えですが、『深夜特急』という本に、イスタンブールをこう表現していました。 「北に黒海を挟んでロシア、南にアフリカ大陸、東にアジア、西にヨーロッパ、これら異なる文化が十字にクロスする街。」 かなり昔に読んでそれきりなので、極めて不正確です(苦笑)。 あるいは、大沢たかお主演のドラマでのオリジナル台詞だったかも・・・ そしてイスラム教圏とキリスト教圏とが国境を接する場所でもあり、世界史に疎い僕でも、 色々根深い遺恨はあるだろうことは容易に推測できます。 この作品は、こういった地理的、歴史的な背景をもっと詳しく知っていれば、作品の奥行きが広がって、 もっと感慨深い作品になったかもしれません。 そのためにも、この古都が秘めた明暗の魅力を、もっと強烈に描きこんで欲しかったです。

  • big********

    3.0

    DVDのキャッチを観て借りる人・・

    ちょこちょこ笑えました^^ アーティストの方(監督業も含む全ての芸術家)に対して 「パクった」という言葉は使いたくないと思っています。 それは偶然かもしれないし 強く影響を受けただけかもしれないし・・ でもDVDパッケージに堂々と「ニューシネマ・パラダイスのギリシャ版」と かくほど一作品として負けず劣らずの“独立した作品”だったかというと・・・ どうでしょうか。 流れもキャラクターもあまりに似すぎです。 舞台の活かし方は素晴らしいと思いました。 嫌いな映画ではないのです。 ただ少なくとも私は上記の 「ニューシネマ・パラダイスのギリシャ版」という言葉を 【ニューシネマパラダイス並のヒューマンドラマ】という捕らえ方で 期待して観てしまったので少しがっかりでした。 (意味合いが違ったのでしょう。言葉のまんまなのだと思います。) それと個人的に海外の文化や歴史知識があまりに乏しいせいで 飲み込めない部分が多々ありました^^;無念。。

  • noh********

    5.0

    ネタバレおいしいごはんとおいしい人生の作り方

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • oce********

    3.0

    ちょっとした隠し味

    ギリシャから届けられた料理の中で言えば苦味が残る物語。 強制送還などの文化的背景を知っていれば、より楽しめるではないかと。 出てくる料理の数々が本当に美味しそうで、これによって家族の笑顔も意味がある。 ただしいかんせん親子の確執というものに深くは入っていかないのが気になるところ。 雰囲気はいいし家族の仲が良く出ているだけに少々残念。 トルコとギリシャの異文化が触れ合う瞬間があった。

  • ysk********

    4.0

    ネタバレからみあうスパイスの香りのむこうに

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
タッチ・オブ・スパイス

原題
A TOUCH OF SPICE

上映時間

製作国
ギリシャ

製作年度

公開日

ジャンル