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大化改新 (2004)

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3.65 / 評価:40件

入鹿と鎌足のアブない関係

  • satsukif さん
  • 2008年11月9日 3時11分
  • 閲覧数 1424
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

ここら辺の時代は確実な資料があまりなくて、小説やドラマや
マンガにしやすい、まあ想像力次第でどういう風にでも
描けるわけですが・・・
入鹿と鎌足が親友・・・同じ私塾に通っていた、知り合い
だったという資料は現実にある、と、NHKのウェブサイトに
書かれてありましたが、こんな設定のドラマをNHKで作ったら
学校の教科書はどうしてくれるのさ、って感じです。

その親友同士が相反する立場になり、片方が片方を抹殺する
計画を立て実行する、なんて、政治やら何やら
理想の日本だとかゴチャゴチャ言ってるけど、要は
可愛さ余って憎さ百倍、愛と憎しみの裏表(?)なんじゃ・・・
渡部篤郎の入鹿は、どことなく同性愛の匂いがするし、
相手が岡田君ならば仕方ないか(笑)
腐女子だ私(-_-;)

私、渡部篤郎は変態ぽくって(ファンの皆様ごめんなさい)
あまり好きではないのですが、このドラマの彼には感情移入
してしまいました。名家の名を背負っているが為に自分の
思うようには生きられず、周囲の思惑に翻弄され、国を
良くしたい、強くしたい、という気持ちは親友鎌足と同じなのに
節目節目で彼と道が分かれて行ってしまう。
本当は彼と同じ道を行きたかった。

鎌足の妻を自分のものにしたかったのも、本当は彼女が
欲しかったのではなく、鎌足の持っているものを、
彼女を得る事で共有したかったのでは?
だから、同性愛だっつーの。
本当は、鎌足と一緒に学問したり、木トンボ飛ばしたり
していたかったんだよね。
渡部氏の気色悪さもええもんやな、と感心した次第です。

岡田君演じる鎌足は、入鹿を討つ、と決心してから顔つきが
ガラリと変わり、役者やのー、と感心しました。
まあ前からV6じゅなくて、役者岡田准一に目を付けてましたけど。
でも、ラスト、入鹿を討ち果たしてから号泣し過ぎ。
親友を討つ、という物凄い決心をしたからには、あそこは
もっと抑えた演技の方が胸に迫るものがあったと思います。
演出ミスだな。

しかし、岡田君はよく映画やドラマで泣かされますね。
泣きの演技がうまいからなあ。
彼の表情って、怒りよりも泣き、が魅力だよね。
今回も最後の見せ場、自分が討った入鹿をかき抱きながら
延々と号泣します・・・ホンマやり過ぎやで、NHKさんよ。

あと見どころは、ド派手な衣装(爆)。
何年か前のお正月スペシャルドラマで観た時には、第一印象が
うわっっ、チンドン屋みたいな衣装やーーーっ、と筋以前の
問題で最悪、目が観る事を拒否してしまい(笑)
飛び飛びに観ただけでしたが、何年か経って、今回あらためて
全編観てみたら、まあこの時代の衣装も確実な色や形は
想像するしかない訳で、これはこれでありかもね、と
受け入れられている自分が大人になったのかなー、と(爆)

ドラマとしては・・・どうなんだろ?
やはり登場人物が多過ぎて、一人ひとりの掘り下げが浅く、
不満が残るけど、あの限られた放映時間では精一杯かな。
私的には及第点です。
入鹿でも、中大兄でも、皇極天皇でも、南淵請安でも、
車持与志古でも、誰を主人公にしてもドラマ1本作れるよ。
大河ドラマでこの時代を題材にしてくれないかな、
1年かけて。
でも無理だろうな。絶対視聴率取れないから。

蛇足ですが、
DVDが近所のレンタル屋に全くなくて、ヤフーレンタルにて
入手、鑑賞出来ました。
あまり人気ないのかな。レビューも少ないし。
渡部/岡田の演技観るだけでも値打ちあると思いますよ。

詳細評価

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