生命(いのち)―希望の贈り物
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(1件)

悲しい25.0%勇敢25.0%泣ける25.0%切ない25.0%

  • Kurosawapapa

    5.0

    大震災後の今こそ、この映画を見てほしい☆

    今回、地震で亡くなられた皆さんのご冥福をお祈りいたします。 また、被災され、今も大変な思いをされている方々に、謹んでお見舞い申し上げます。 (本編と関係ありますが、やや前置き、長いです) 今回の地震で、自分の住んでいる地域は27時間の停電でした。 地震初日は大雪でしたので、家の中でも、吐く息が白いほどに凍えましたが、 実質的被害は無く、その後、物不足に窮したくらいでした。 その後、気持ちも落ち着かず、 また、余震の多さ、刻一刻変化する状況から数時間離れているのが心配、というところもあり、 今もなかなか映画館に足を運べない状態です。(映画館も、半分以上休館中) 今回、自分のすべきことは何か? ということも考えさせられました。 まず、すべきこと、、、 “家族” を守ること、、、 今も被災地で、守るべき “家族” から離れ、国民の命を優先し現場で闘う人達には、頭が下がる思いです。 また、被災地や被災者の方々を支援したくても、うまく動けない葛藤も感じました。 自分に何ができるのか、、、 さらには、今後のこと。 普段の生活における小さなことまで、今後、自分のすべきことを考えさせられました。 今、この厳しい情況を乗り越えようとする時、 必ず、得るものがあります。 それを忘れることなく自分に留めておくことが、大切なのだろう、と感じます。 また、映画に関し、 これまでディザスター作品を鑑賞し、自分は何を楽しんでいたのだろう? とも考えました。 (*否定ではなく勘考です) ・この種の作品を、今は見たくない(上映中止になった映画もありました) ・しかし、見て面白いと感じてしまう時もあった。 この違いは、何なのでしょう? うやむやにしてはいけないような何か、、、 例えば先日の「太平洋の奇跡」も、美談の一面がありましたが、 主人公として描かれた大場氏自身は、映画の原作に対し強い違和感を持っていた、と、あるレビュアーさんから教えていただきました。 災害映画、戦争映画、社会派犯罪映画などは、 制作する側も、鑑賞する側も、 今はよくわかる、被災者、体験者の気持ちを、 常に、心のどこかに留めておかないといけないのだと思います。 自分がこの映画を鑑賞したのは、 「震災そのものの映像を、全く映していない」と知ったからです。 台湾ドキュメンタリーの重鎮、呉乙峰(ウー・イフォン)監督による作品。 1999年、マグニチュード7.3の地震(921大地震)が台湾中部を中心に発生。 本作は、その後の被災者たちを3年の歳月をかけて撮り続けたドキュメンタリー。 (8ミリカメラを使っているようです) *日本に出稼ぎに来ている間に、台湾で暮らしていた息子と母を失った夫婦 *7人の家族が帰らぬ人となり、1人取り残された女学生 *両親を失いながらも、懸命に生きていこうとする姉妹 *幼い娘を失った被災直後に、新たな命を預かった夫婦 家族を失い、被災地に残された人々の絶望と希望、再生までを映し出し、 生命の意味を問いかけた作品。 そして、被災者の気持ちに同化できる作品です。 滲み出る被災者の気持ち、、、 ・人、動物、緑までも、一瞬で奪い去られるということ ・どれだけ期間が経っても希望を捨てず、家族を探し出そうとする気持ち  ・残された者が感じてしまう罪悪感 ウー・イフォン監督は、被災者の立場を尊重し、被災者の気持ちを酌量しながら、 神経質になるほど、デリケートに映し出しています。 静かにそして長期間追っているからこそ理解できる被災者の気持ち。 遺族の背中を、前に押してくれるのは、 ・自分の中では止まっていても、周りは進行していく時間であったり、 ・一時、現実から引き離してくれる空想の世界であったり、 ・残された家族同士の絆、であったりします。 しかし、心の傷は癒えることはありません。 被災者の、ポッカリあいてしまった心の穴は、一生埋めることはできないことを、 皆が理解すべく、、、そんな監督からのメッセージ。 もし、被災した方が、この映画を鑑賞したら、、、 やはり、辛い思いが蘇ってしまうかもしれません。 しかし、この映画は、教えています。 「強く、生きてください!」 と。 決意、旅立ち、出産、新たな人生、、、 真実の物語として、登場人物が選んだ道。 この映画が表現した “希望の贈り物” は、 辛い立場にある方にとっては、僅かとしか感じることができないかもしれません。 しかし自分には、とても強く、輝きを放っているように見えました。 今だからこそ、 どの立場の方々にも、見てもらいたい作品です!

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
生命(いのち)―希望の贈り物

原題
GIFT OF LIFE/生命

上映時間

製作国
台湾

製作年度

公開日
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