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愛についてのキンゼイ・レポート (2004)

KINSEY

監督
ビル・コンドン
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3.29 / 評価:62件

解説

1万8,000人にインタビューを行い、「性」の実態のリサーチに生涯をかけた実在の学者、キンゼイ博士の生涯を描いた感動作。『シンドラーのリスト』のリーアム・ニーソンがキンゼイ博士を演じる。監督は『ゴット・アンド・モンスター』のビル・コンドン。製作総指揮にフランシス・フォード・コッポラが名を連ねている。本作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたローラ・リニーの熱演に注目。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

インディアナ大学の助教授キンゼイ(リーアム・ニーソン)は助手たちに、アメリカ各地を一緒に訪問し、個別面接で「性」のデーターを収集するよう命じる。助手たちはキンゼイと面接の方法を試行錯誤するが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「愛についてのキンゼイ・レポート」セックスを学ぶことは、アメリカ社会を知ることなのかも

 あの有名なセックス・レポートのキンゼイ博士が、生物学者だったとは知らなかった。その性意識調査のスポンサーがロックフェラー財団だったこと、キンゼイが教鞭を取っていた1940年代のアメリカの大学では、衛生学の授業でセックスを教えていたことetc。ヘーッ?知らなかったと驚くことがたくさん出てくる。すごく勉強になる映画だ。

 特に驚くのが、アメリカ社会の、セックスに対する閉鎖性だ。男性の性意識調査を拍手で迎えた社会が、女性版になるとバッシングの嵐に変わる。自由の国アメリカは、同時にセックスを罪悪視するピューリタンの国でもあったと、今さらながら痛感させられた。妊娠中絶禁止法案を選挙戦術に使ったブッシュが大統領に当選する国だもの。この保守性は今も変わっていない。だからこそ、どんなセックスにも偏見を持たなかったキンゼイを、今、描く意味がある。

 それにしても、興味や疑問を持つと追跡調査&実験してみないと気がすまない、キンゼイの学者キャラが面白い。元々彼には同性愛の志向もあったらしいのだが、助手の一人がゲイと知り、さっそく実験に及んでしまうシーンは爆笑だ。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2005年8月19日 更新

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