あらすじ・解説
1954年夏、西ドイツ。第二次世界大戦でソ連軍に捕らえられていた父・リヒャルト(ペーター・ローマイヤー)は帰還するが、家族の関係はギクシャクし、幸せのかけらは微塵(みじん)も感じられなかった……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(8件)
- Multiverse
5.0点
貧しさとサッカー、日本では、耳にしない話しかな。
- grizoumin17
4.0点
史実にフィクションが加えられても違和感はなかった。 ドイツ代表が今に至るまでワールドカップで勝ち続けているのはゼップ・ヘルベルガーの影響だと思う。
- sou********
4.0点
ネタバレいいんじゃないでしょーか
このレビューにはネタバレが含まれています。 - hi6********
2.0点
映画的には普通の出来であるのですが、 50年代のドイツの様子が見れるのは珍しい。 同じ敗戦国であるドイツは、50年代では、敗戦国らしい、 戦争を引きずっているのが見れる。 夫がロシア抑留されて不在であるし、帰国した夫が、軍国主義で 封建社会であったままであるので、戦後に自由化した(ドイツも日本と 同じで、敗戦によって価値感が変わってしまったのである)ドイツに 合わないので、戦後で暮らしていた家族に溶け込めない点は、 日本もドイツも同じである事が良く分かる。 ファシスト政権であった国が敗戦で自由になるという、敗戦に利点である事。 長男の共産主義化(日本の55年体制ともかぶる)と、共産主義の礼賛 今ではあり得ないのであるが、共産主義への妄想。 でも、それほどに似ているドイツであるのに、貧乏度合いが違う。 舞台のルール地方は、炭鉱町であるのに、日本での「にあんちゃん」の 貧乏度合いが違っているのは、日本は本当に貧乏国であったのと ドイツを見て思う。 あと、吃驚するのは、今でこそサッカー大国であるドイツが、 54年時点では、まだまだサッカー弱小国であり、 「ベルンと奇跡」と言わせる程に、優勝が番狂わせであった点である。 当時、4年半負けなしのハンガリーは唯一の黄金時代であったのであろうが この奇跡の為に、W杯の優勝がないのは、逆に悲劇だってのであろう。 この映画の一番の不満は、サッカーのプロ選手であった監督なのに、 サッカーシーンとW杯の話が中途半端であるのが、題名とは違った映画に なってしまっている。
- いやよセブン
3.0点
敗戦で意気消沈していたドイツ国民を歓喜の渦に導いたワールドカップのスイス大会、これにソ連に抑留されていた父親の帰還により危機を迎える家族の再生を絡ませた物語。 試合の模様は決勝戦のハンガリー戦のみだが、とても迫力がある。 ドイツサッカーは20年後、皇帝ベッケンバウアーが選手で'74地元西ドイツ大会で優勝、監督として'90イタリア大会を制している。
スタッフ・キャスト
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