あらすじ・解説
活発な少女チョルベン(マリア・ヨハンソン)は、風光明媚(めいび)なスウェーデンの避暑地ウミガラス島に住んでいる。彼女は愛犬水夫さんといつも一緒で、夏をこの島で過ごすスティーナ(クリスティーナ・イェムトマルク)やペッレ(ステファン・リンドホルム)とも仲良しだ。ある日、チョルベンはヴェステルマン(マンネ・グルンベリエル)さんにアザラシの赤ちゃんをもらい大喜びするが……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(17件)
- ぼちぼち
4.0点
この映画はいつの製作ですか? 1964年が正しいのでしょうか? それを2014年にデジタルリマスター化されたってことですよね。 自分が生まれるずっと前の映像なのに、すごく綺麗でした。 影絵のような演出が度々見られますが、北欧の白夜を表しているのでしょうか? とても印象的。 子役も生き生きとしていて、自宅が雑貨店だからかチョルベンはポチャっとしてます。 両親も普通だし、まわりの子たちがガリガリなので、なぜポチャなのか、、。 子供らしい、リンドグレーン らしい、お話でした。 文庫も読んでみたくなりました。
- ham********
4.0点
少しもったりしてる感はある。主人公はあんまり可愛くはないね。けど、冷たい飲み物とお菓子なんかをモグモグしながら、天気のいい昼、ぼ~っと楽しむにはいい作品。 癒されるというか、動物が可愛い、特にアザラシのモーセ!笑 歯の抜けた少女とか、いい味だしてるよ。 「ボクのおじさん」的な、外側の感覚で見てられる映画なので、 作品の風景を旅行に来てる感覚で楽しめばいいんじゃないのかな? 私は良い休日になった気がして満足しました。 ★4で。
- yuk********
5.0点
子育て真っ最中の私…子供達に教えないと!躾ないと!と躍起になっている自分… 子供達は自然から社会から人から動物から自ら学びとっていくんだ…親の押し付け教育を省みる事ができました。改めて気づかされました。今、出会えて良かったと思える作品です。若い世代には、確かに単純に動物の映画…という見方になるかもしれませんね。
- egu********
3.0点
動物が好きなら見ればいい。そうでなければ見なくていい。 やっぱり、主役の可愛さは大事だ。演技力も必要だと思う。 犬の名前が水夫さん、ということに何度も笑けてくる。 アザラシ可愛い。ヤギも可愛い。主役が可愛くない。 王子様はロッベン。 これ系だったら、ヘイフラワーとキルトシューが至高。 あまり島の世界観もよく分からないし、主役が可愛くない。 時間の流れがわかりにくい。 子どもが見れば面白いと思うのかな?ぶっ飛ぶなら突き抜けてほしかった。あと主役は可愛い方がいいと再確認した。
- nuk********
3.0点
「ラスムスくんの幸せをさがして」を観て以来スウェーデン映画にハマっていまい、スウェーデン映画に注目すると自然と児童作家のリンドグレーンが原作の映画が多く目に留まるようになりました。「なまいきチョルベンと水夫さん」もリンドグレーン原作の子ども向け映画のひとつです。 原題が「わたしたちの島で」とあるようにこの作品はあくまでとある島の騒動を描いていて、同じリンドグレーン原作映画の「ロッタちゃん」シリーズと比べると主人公の少女、チョルベンと彼女の飼い犬、水夫さんは思ったよりストーリーの中心には居ませんでした。 チョルベンとスティーナとペッレの三人の子どものストーリー上での扱いは平等です。それとチョルベンはそれほど生意気ではありません。 またこの映画の特徴として他のリンドグレーン作品に比べ登場する動物の種類が多く、犬の水夫さんと騒動の発端となるアザラシ以外にもかわいい動物が沢山出てきて癒されます。 田舎ののどかな雰囲気、子どもと動物の可愛らしさ、やさしい大人、憎まれ役を一手に引き受けるわかりやすい悪役等はリンドグレーンの作品ではお約束で、私は終始心安らかに観ることが出来ました。 リンドグレーンの作品はいつも雲ひとつない快晴で、ジメジメした雰囲気が一切ないのも良いですね。
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