2005年4月23日公開

Little Birds リトル バーズ -イラク 戦火の家族たち-

1022005年4月23日公開
Little Birds リトル バーズ -イラク 戦火の家族たち-
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

戦火のイラク市民に何が起こったのか。そして、今も続く戦火の中で、イラクの人々はどう生きているのかをカメラは追う。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(6件)

悲しい28.6%恐怖21.4%絶望的21.4%切ない14.3%泣ける7.1%

  • mih********

    5.0

    戦争はとても怖いです

    よく、 戦争映画のキャッチコピーに 『真実の戦争』だの『戦争の姿』だの 『目をそらす事のできない現実』だの、 しゃあしゃあとたわけた事を言っている、 自称‘真実の戦争映画”がこのところ多いような気がする。 『プライベート・ライアン』 『ブラックホーク・ダウン』 『ホテル・ルワンダ』など・・・ とりあえず内臓をぶちまけて、 舞い上がった土煙の粒一つ一つくらい見えるようなきれいな映像を、 灰色っぽいトーンにした挙句、 最後はアメリカが勝つ映画を世間では本当の戦争というらしい。 ま、結論から言わしてもらえば、 そんな映画は戦争の事を何一つ描いちゃいないって事ですな。 今作を見たら、 そんなものは全部マンガに見えますよ。 こういう映画が日本人が作ったという事を日本人は誇りに思うべきです。 あらゆる戦争映画、戦争ドキュメンタリーで、 ここまでナマな物を見たことはない。 今作はイラク戦争中に日本テレビの記者が撮った イラク戦争のドキュメンタリーです。 やけに淡々とした印象を受けます。 しかし、 よく考えればそれが普通です。 大砲撃つのだってボタンを押すだけだし、 鉄砲だって引き金を引くだけ。 そしてそれだって年中撃っているわけではない。 むしろ、 そういう表面的な戦争よりももっと悲惨なのが普通の生活している場面、 戦闘をしていない場面だ。 病院の場面なんかは心底恐ろしかった。 戦争の異常さをまざまざと見せ付けられる。 出血多量で真っ青になった子供が死んでいく瞬間を延々と映してみたり、 積み重なって膨らんだハエだらけの死体を映したり。 そして、 未開のオアシス都市だと思っていたイラクが、 実は日本とほとんど変わらないくらい住宅街がたくさんあったり、 ビルがたくさん立っていたり。 そういうところへ、 クラスター爆弾が落ちてくるんです。 庭の芝生や植木鉢に、クラスターの子爆弾がごろごろ転がっている。 しかし、ふと思ったのだが、 絨毯爆撃をされた日本だって状況はそんなに違わないはずだ。 デパートや映画館があって、普通に暮らしているところに爆弾を落とされた。   「何を今更、当たり前だろう」 と思われるかもしれないが、 今作を見るとそういう感覚がやけにまざまざと思い浮かべる事ができる。 米兵も、戦争映画の姿(特にブラックホーク)とはかけ離れている。 戦車の上から記念撮影をずっとしている。 デジカメを、怒り狂った群集に向けてニヤニヤしているのだ。 まあ、彼らにとっては観光旅行と紙一重なんだろう。 昔の、船で一ヶ月かけていく戦争とはワケが違う。 途中でイギリスやフランスによって飛行機で半日くらいで来たのだろうから、 戦争に行くなんていう実感などないに決まっている。 この感覚で戦争をされたらとてもかなわない。 こういう戦争の実感のない連中が、戦争をしている。 コンピューター制御のミサイルがあらぬほうへと飛んでいく。 これは、とても怖い事です。 相手が殺すという実感無しに殺してくる。 安易な発想で申し訳ないが、‘ゲーム感覚”という言葉がぴったりだ。 今作は、非常に重い作品です。 なんといっても本物ですから、 それなりの覚悟を持って見ないとダメージがとても大きい。 覚悟して見ても大きい。 ただ、言っている内容と、 映画の作り方が比例しているとはいえない。 編集がまずいのだ。 そして、音楽とかそういうものも無しで、淡々と進みすぎている。 そういう面で見ても、かなり気合を入れてみないと眠くなってしまうだろう。 でも、やっぱり一度は見ておいたほうがいい作品である事に間違いはないです。 戦争で殺される、その異常さ、怖さが分かるはずです。 戦争は、とても怖いです。

  • cnb********

    4.0

    ネタバレイラクの現実、戦争の現実があります。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tat********

    5.0

    テロへの戦いを声高に叫ぶ政治家どもへ

    この戦地の惨状をみてほしい。生身の民間人が実体の無い大量破壊兵器を破壊するという名のもとで、不条理な殺され方をしている。戦争の悲しみをイラク人や綿井さんは、「これ以上人を殺さないで」と米軍に何度も訴えるが、相手にされない。それを続けてきて、ムスリムの人達が言葉で訴えてもダメだと考え、テロを起こす原因になったのではないか。 この映画を見てるとアメリカに加担している日本に自分が住んでいる事に情けなさを感じる。 もうこれ以上、テロへの戦いなどといい、ムスリムの人達の人権を侵害するのは辞めてほしい。

  • hte********

    5.0

    衝撃的で悲しい

    本当に衝撃的な作品だった。イラクでは何が起きているのかを教えてくれた映画である。この作品は実際に現場にいる一般のイラク国民の姿を描いたもので、監督の主張は一切ない。目の前で起こってることをただひたすらフィルムに収めた感じである。どういった痛み、悲しみを抱えてイラク国民が生きているのかを知ることが出来る。非常に衝撃的で悲しいシーンの連続だ。映画の中で開戦前に「何故日本はアメリカの味方をして罪の無いイラク人を攻撃するんだ?」と言ったイラク人がいたが、その問いに答えられる日本人が何人いるだろう?

  • まさえもん

    5.0

    イラクの真実

    この映画を見てテレビでは放送さることのなかったイラク戦争の真実とイラク市民の現実を知ることができた。 映画を見終わって思ったことは、大量破壊兵器の力に頼るアメリカの弱さ。 それとは反対に現実に向き合うイラク市民の強さ。 ブッシュは一体何のためにイラク戦争をしたのでしょう? どう考えてもイラクよりもアメリカの方が悪に思えてしまう。 とにかく絶対に言えることは戦争は最悪だってこと。 この映画はあまりにもリアルすぎてテンションが激下がった。 多くの人に見てもらいたい映画。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
Little Birds リトル バーズ -イラク 戦火の家族たち-

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日