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ブレイド3
2005年5月7日公開

ブレイド3

BLADE: TRINITY

1142005年5月7日公開

hick

2.0

突出したものが無くなってしまった

【3作目】 今作は脚本家デイビッド・S・ゴイヤーに監督が交代。3作全て異なる監督が担当し、作品ごとに毎回色が違うシリーズ。完結作の今回はというと…。 【ジェシカ・ビール】 アビゲイル役の彼女が輝いていた。子供のような勝気さも、大人っぽい落ち着き感もあり結構魅力的。ルックスだけではなく、アクションシーンも綺麗な立ち回りだった。 【アクション】 前作は団体戦としての見応えがあったが、今作は3人それぞれの特徴があり面白かった。ガジェットもカッコいい。ただ、終始バラバラで戦っていたので、ずっと1人で戦っていたブレイドの共闘も見てみたかった。 【ホラーテイスト】 1作目のダークスタイリッシュ感、2作目のグロゾンビ作品感という作品独自の色は今作からはあまり感じなかったが、ドレイクが襲撃にくる際のホラーテイストは好きだった。もっと全面に出してくれてもいいぐらい。 【ブレイド: ウェズリー】 今までもちょっと引っかかるようなウェズリーの演技はあったものの、茶目っ気あるクールガイとして魅力だった。しかし、監督が交代したからなのか、今回はやけに決めポーズやキメ顔が多過ぎる。多過ぎるのかカットが長いのか?たぶん、ちょっとロボット感も増してるのかもしれない。 【ライアン・レイノルズ】 これも監督の意図なのか、この作風でライアン・レイノルズは正直、邪魔だった。下ネタも多過ぎる。タトゥーの位置とか本当にそこでいいのか?(笑)原作通り? 【監督の演出】 ドレイクのシェイプシフトの能力を物語の口実として活かしているシーンが何箇所かあるが、使い方がカルトチックで好きではあるが、ちょっと今作の全体的な演出からは浮いているようにも思う。また、ブレイドやアビゲイルが叫ぶシーンは、アップからのズームアウト演出だったりB級映画の"THE 悲劇"のような寒さを感じた。 【総括】 前作までは好きだったが、完結作としての意味も薄く、ブレイドのバシッとしたカッコよさも前作越えはしていないような気がした。なにより独自のカラーが薄いのが残念だった。ただ、ウェズリーのアクションはいつも通り見事。

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