オトコタチノ狂
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(2件)
- sbe********
4.0点
密室劇です。 タイムスリップはあくまでこのシチュエーションを 創り出すためだけの設定でありメインプロットでは ありませんのでご注意。 リンかけ2の石松みたく「いつから日本はこんな 腐った国になっちまったんだ」ってチーマーとかを ぶった斬るようなお話でもありません。 普通に考えたらコメディだよね。 だってマンションの一室で、薩摩、長州、土佐、会津 (=新撰組)の要人が刀抜いて睨み合ってんだからw でも最初はにやにや観てたんだけど途中から背筋をしゃんと 伸ばして見てしまった。 「こんな国を作るために俺たちは命を賭けてきたのか」 ってかなりどこかで聞いたセリフなんだけど、やばい。 ど直球に受け止めちゃった。襟正しちゃいました。 状況が現代のマンションの一室にもかかわらずw やっぱオトコノコはこういうのに弱いんです(´ρ`)。 田中要次以外全員俳優知らんす。 でもそれが逆にリアル。四人ともなかなかいい感じ。 特に歳サン。北海道で撮った洋装のあのうつむき ぎみの写真が有名だけど結構似てたし。 ちなみにキーワードの「狂」は恐らく、司馬遼太郎の 『世に棲む日日』で吉田松陰が孟子から引用する言葉。 自分を“狂”の状態(=世俗、合理、経済という一般的な コードから脱した境地)に己が身を追い込んでこそ大事は 成せる、っていう信念みたいなもんでしょか。 すごく野暮な言い方をすると、イッちゃってないと革命なんて 起こせないってこと。自分が狂ってることに自覚的であるか 否かでだいぶ意味が違ってくるんだけどね。 おもしろき こともなき世を おもしろく 「狂」にビビビと来たあなたと握手。
- tsu********
4.0点
有名な俳優さんは、出ておらず、(田中要次さんがゲストワンシーン出ている)少し中だるみがする気もするが、自分は好きな映画。 歴史好きには、是非観てほしいし、そうでない人も 今の自分の生き方を考えされられる、そんな映画でした。
スタッフ・キャスト
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