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NANA (2005)

監督
大谷健太郎
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3.01 / 評価:1023件

解説

現在爆発的な人気を誇っている矢沢あいの同名少女漫画が、中島美嘉と宮崎あおいを主演に迎え実写化された。“ナナ”という2人の女の子を主人公に、等身大の恋愛と友情を描いた群像劇。物語は原作の5巻目までを忠実に映像化しており、原作ファンでもキャスティングやストーリー展開を違和感なく楽しめる。特に中島が歌うライブシーンは圧巻で“ナナ”のイメージそのもの。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

どこにでもいるミーハーな女の子の小松奈々(宮崎あおい)は、上京すると途中の列車で、同じ名前、同じ年の大崎ナナ(中島美嘉)と運命的に出会う。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2005「NANA」製作委員会
(C)2005「NANA」製作委員会

「NANA」バンドメンバーにはリアルさを求めなくていい?

 分かり切っていることだが、原作モノの映画化は難しい。キャラクターがビジュアル化されているコミックなら尚更だ。中島美嘉と宮崎あおい演じる2人のナナは、原作から抜け出てきたかのようにファッションから細かい仕草までソックリ。ストーリーも、原作の名シーンをそつなく再現しながら進み、大きくファンを裏切ることはないだろう。が、どうも物真似ショーを見せられているようで物足りないのだ。

 その象徴的なのがライブシーン。今回の映画化する意義は、パンクバンドを巡る話でありながらコミックでは不可能な音楽シーンを聞かせ、魅せることにある。だからこそ、ボーカリストとして成功することを夢見る大崎ナナ役に、歌手の中島を起用したのだろう。では彼女のバックを務めるバンドメンバーにリアルさを求めなくていいのか? 少なくともレンは“カリスマ”が付くギタリストだというのに。

 ちなみに原作は、今後、ナナが所属するバンド「ブラスト」とレン所属の「トラネス」を巡る不思議な因縁がさらに加速していく。「NANA2」はあるのか? そこまでを考えてのキャスティングなのか? コミックの新刊13巻を手に取りながら、映画版の今後の展開が気になる今日この頃である。(中山治美)

映画.com(外部リンク)

2005年9月3日 更新

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