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ハリー・ポッターと炎のゴブレット (2005)

HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE

監督
マイク・ニューウェル
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3.84 / 評価:2055件

視覚的魅力も、醍醐味や本筋が埋もれる

  • my******** さん
  • 2020年6月27日 15時26分
  • 閲覧数 716
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ハリーたちの青春の全てを今作につぎ込んだ感が溢れた作品。彼らの成長を追いかけるにあたって非常に面白い回になった。

監督が変わり、今作から音楽もジョン・ウィリアムズでは無くなったが、前作でも初期2作のような楽曲は使われなくなっていたので全く違和感がなかった。劇中POP楽曲が使われてる所はハリーたちの成長も感じた。

今作は各チャプターごとに大きな見せ場が多い。序盤の青年となったハリーたちの現在や3回戦に及ぶ魔法競技シーン、その間に挟んだボールルームでのダンス、そしてクライマックスの戦いなど派手なシーンが目白押し。

中でもやはりクライマックスのヴォルデモートとの戦いは待ち望まれていただけに見応えがあった。公開当初は「ついに来たか!」と興奮した。4作作り上げてきて一番の見せ場だろう。

ただ、今作の魅力の一つである青春要素だが、序盤のロンとの喧嘩であったり、ハリーの孤立だったり、青春模様を描きたいが為の理由づけがワザとらしかったのが気になってしまった。

また、今までの作品のメインストーリーは全てその作品で明らかになる真実に向かって謎解きをしていくスタイルだったが、今作はヴォルデモート復活または手助けをしている人間を見つけるというメインストーリー以上に、魔法大会という物語上考えてみればサブストーリーの方が前面に来ていて、劇中本筋がなかなか進まないように感じてしまった。しかもハリーたちが解決するのでは無く、彼らの背後で話が進む形が多いので特にロンやハーマイオニーの活躍した印象が薄い。そういった観点からすればシリーズの中でも異色な作品かもしれない。

今作は派手なシーンが多く、一定のペースで目を惹くシーンが置かれてるので飽きずに見やすいかもしれない。一方、本筋が脇に追いやられ話が進まない。チャプターがはっきり分かれているので、逆に全体的な物語の流れをぶった切ってしまっているようにも感じた。シリーズ醍醐味である謎へ向かってイキイキとしている3人のシーンも少なく、個人的には少し物足りない回かもしれない。

詳細評価

物語
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音楽

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