ここから本文です
【お知らせ】映画館の上映スケジュールについて、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、実際の上映時間と異なる可能性があります。ご不明な場合は、各劇場にお問い合わせくださいませ。

シンデレラマン (2005)

CINDERELLA MAN

監督
ロン・ハワード
  • みたいムービー 434
  • みたログ 2,503

4.12 / 評価:581件

解説

絶望的な貧困の中で家族のために必死にチャンスをつかもうとする男の実話を基に描いた感動の人間ドラマ。ラッセル・クロウ、レニー・ゼルウィガーの2大アカデミー俳優が熱演を見せる。監督は『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード。共演は『サイドウェイ』のポール・ジアマッティ。ボクシングの試合で何度も倒されては起き上がるラッセル・クロウの鬼気迫る演技に注目。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

ボクサーとして華やかな戦歴を持つジム・ブラドック(ラッセル・クロウ)だったが、全盛期も過ぎ、ライセンスを剥奪されてしまう。そのため日雇いの仕事をしながら妻(レニー・ゼルウィガー)や子供たちと暮らしてしたがその生活は貧しく、食べ物を買うことさえもやっとだった。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(c)Universal Pictures-Miramax Films-Imagine Entertainment
(c)Universal Pictures-Miramax Films-Imagine Entertainment

「シンデレラマン」ラッセル・クロウの名演が光る快作!

 「遥かなる大地へ」「アポロ13」「ビューティフル・マインド」……アメリカ史の断片を切り取ってきたロン・ハワード監督による伝記映画で、1930年代大恐慌の真っ只中、極貧に身をやつしながらも、ボクシング・ヘビー級王座に挑戦したジェームズ・J・ブラドッグがボクサーとしての栄光を取り戻すまでを描く感動の実話。競馬界の奇跡の名馬「シービスケット」の活躍と同時代な点が興味深い。

 ボクシング映画にはハズレがないが、この拳闘シーンは撮影・編集とも出色で、「レイジング・ブル」級のド迫力がある。カメラのフラッシュの光、血しぶき、汗が交錯するリングでの熱い“火花”は、「グラディエーター」同様に、奥歯を噛みしめたくなる。

 不屈のボクサー役のラッセル・クロウ、マネージャー兼トレイナー役のポール・ジアマッティのオスカー級の名演に酔う!

 大恐慌時代の極貧生活は、ミルクを水で薄めて幼い子どもたちに飲ませるほど悲惨で、父は“ミルク”を求めて闘うのだ。こうした苛酷な現実がクライマックスの感動への伏線となるが、ただひとつ、妻(レニー・ゼルウィガー)の態度が貧しさをみじめに強調するばかりで、感動を薄めているのが残念だ。男たちのヤセ我慢ぶりが心を揺さぶるだけに……。伊ネオレアリスモの名画に通底する貧しさの中にある屈託のないユーモアがもっとあったなら、映画史上の大傑作になっていただろう。(佐藤睦雄)

映画.com(外部リンク)

2005年9月28日 更新

本文はここま>
でです このページの先頭へ