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蝉しぐれ
2005年10月1日公開

蝉しぐれ

1312005年10月1日公開

しおびしきゅう

3.0

ふく……、ふく!

BS日テレ『木曜は!特選時代劇』で鑑賞! 2022年5月5日(木)放送! オイラが2022年に観た、116本目の映画! 好きな者同士が結ばれぬ、悲恋時代劇! 前半は少年時代、そして後半は大人になってから! まあ、色色文句はあるけれど、ひとつだけ、今田耕司とふかわりょうは、少年時代のイメージからすると、逆じゃないかな? 演技自体は悪くなかったと思うけど! それに……、いや、やめておこう! 凄く良かったシーンも、ひとつだけ、挙げておく! お世継ぎを巡る陰謀に巻き込まれ、文四郎の父が切腹させられる! その亡骸を、文四郎が引き取って、大八車に乗せ、家まで運ぶシーン! 結構長い道のり! 町中では、水を掛けられたりするが、じっと耐えて、ただひたすら大八車を引いて行く! 山道に入り、坂道、上り坂に差し掛かると、猛暑、蝉しぐれの中、体力も使い果たし、手の皮は破け、なかなか登り切れず、苦戦する! 15歳と言っていたから、たぶん数え年だから、今なら13、4歳、中学生というところ! 立派そうな体つきをしているが、まだまだ力はない! もうダメかと思ったとき、ふと蝉しぐれがやみ、坂の向こうから駆けつけて来たのは、ふく! 何も言わず、仏様に手を合わせて一礼し、大八車を後ろから押す! 文四郎も、何か言うかと思ったが、何も言わない! いや、言葉は発しないが、2人の間には、会話があっただろう! 無言のまま、2人は死体を乗せた大八車を坂の上へと運ぶ! 日本の四季の景色が美しい! 映画って素晴らしい! そいつぁよかった!

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