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フライ,ダディ,フライ (2005)

監督
成島出
  • みたいムービー 179
  • みたログ 1,960

3.78 / 評価:566件

評論家筋が一流と認めているか知らないが、

  • sol***** さん
  • 2021年1月10日 12時25分
  • 閲覧数 158
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

個人評から言えば一笑に付す馬鹿馬鹿しい作品。

序章の動機付け部分は暴力アホ生徒、権力と金で恫喝する学校関係者に怒りと憎しみが掻き立てられるという点で悪くないように思われた。
「さあ、そこからどう展開する!?」と少しは期待も持てたが、以後も何の説得力も劇的盛り上がりがあるわけでもなく〝馴れ合い的”平板な展開に終始し、感動なんて程遠い無感情のまま、いや正確には嫌悪感のみ累積した状態で終わってしまった。

第一に堤真一の師匠、岡田准一が須藤元気にケンカで勝つ実力があるというくだりをほったらかしにしたままでは、あのトレーニングに全く説得力が無くなってしまう。

堤真一も走る実力は向上しても拳闘や格闘面での上達が視聴者に納得できるように描写されなかったのは酷すぎる怠慢。

そしてクライマックスの決闘場面。
いきなり学校ジャックし教員を拘束しての殴り込み決闘強要はまだいいとしても、須藤元気と決闘を交渉する場面をまたもや省略したのは手抜き怠慢の二重重ね。
いくらアホという設定の須藤でも訳の分からない決闘要請を受諾するほど馬鹿ではないだろう。実際、対戦者堤真一の顔を見ても最初は誰か分からないくらいだったのだから。

しかし、それにもまして酷すぎるのは実に簡単に堤真一が勝ってしまったこと。これに至っては唖然とするしかない・・・

原作の漫画家が映画脚本も担当したようだが、これは脚本の不出来というより成島出監督の手腕こそが責められるべきと思われる。
数作視聴し、もう監督に対する一定評価を下してもいいと思うが、ワイド&ダイナミックに大きく展開させ劇的ドラマチックに最後まで引っ張る力量が欠けているような気がする。

この内容なら100分位に凝縮させ展開を速めればまだ見られるものになったかもしれない。2時間超は長すぎた。

堤真一に主眼を置くべきだから年下のイケメン岡田准一がその師匠という必然性は全然なかったはずだが、エンドロールで企画が藤島ジュリーとあったのでそのラインは動かせなかったというわけだ。それじゃ誰にもどうしようもないよね笑

マイナス二つ星

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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