ここから本文です

ザ・インタープリター (2005)

THE INTERPRETER

監督
シドニー・ポラック
  • みたいムービー 142
  • みたログ 2,031

3.59 / 評価:476件

S・ポラックの遺作となった政治サスペンス

  • 一人旅 さん
  • 2018年12月9日 11時45分
  • 閲覧数 208
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

シドニー・ポラック監督作。

大統領暗殺に関する極秘の会話を聞いてしまった国連通訳の女と、彼女の警護を任されたシークレットサービスの姿を描いたサスペンス。

アカデミー作品賞を受賞した『愛と哀しみの果て』を始め、『追憶』『ザ・ヤクザ』『トッツィー』等数々の名作を世に送り出した名匠:シドニー・ポラックの遺作となったスリリングな国際政治サスペンスで、主演を務めたニコール・キッドマン&ショーン・ペンの二大スターが迫真の力演で物語を引っ張っています。

アフリカの小国:マトボ共和国の独裁者の暗殺計画に関するクー語での会話を偶然にも耳にしてしまった国連通訳(インタープリター)のヒロイン:シルヴィアと彼女の警護を担当する敏腕シークレットサービス:ケラーの二者関係を軸にして、非人道的な独裁者を巡る陰謀の真相に迫ってゆく硬派なポリティカル・サスペンスに仕上がっています。多数の登場人物の思惑と行動を複雑に入り組ませながら、観客の予想を裏切る衝撃の結末へと鮮やかに着地する技巧派の作品で、それぞれに過去の哀しみを抱えたシルヴィア&ケラーの感情の揺れ動きと接近を、安易な男女ロマンスに逃げることなく繊細に描写し切っています。

特別な許可を得て実現したNY国連本部での撮影シーンも見所となった本格志向のサスペンス作品で、クーデターや内戦、圧政、虐殺の絶えないアフリカの凄惨な歴史と現状を多分に反映させた社会派の力作になっています。

蛇足1)
シルヴィアの母国でもあるマトボ共和国は架空の国家ですが、ジンバブエに同じ名称の国立公園があります。
蛇足2)
シルヴィアが通訳する「クー語」は二種類のアフリカ言語をベースに創作されたものです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 勇敢
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ