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氷雨
2005年4月30日公開

氷雨

ICE RAIN

1052005年4月30日公開

sav********

4.0

日本演歌のタイトルとは関係ありませんよ

毎週月曜日に行っている気がする、ソン・スンホン祭(苦笑) 『宿命』『あいつはカッコよかった』『氷雨』 もうここまで来たら全部観ちゃえと、同作も鑑賞してきちゃいました。 先着特典のポストカードをゲット。 客席も、今回は私以外にも男性がいる。 どうしてだろ?少しホッとした面持ちで上映を待ったのでした。 ☆彡     ☆彡 また、三角関係かよ(苦笑) → でも、切り口の角度ちがうよね → うわっ、やべぇ。エンドロール中、感涙 触れ込みは 韓国初の本格的山岳映画。 エンドロールを観ると、本当に、 カナダかアラスカに行き、山岳ロケを敢行したようです。 わたしたちは、 その壮大なスケール、 雪山の美しさに見惚れているだけですが、 撮影現場の厳しさは想像を絶するものではなかったのではないでしょうか。 まずは、キャストを含めた、全スタッフに、大拍手です(笑顔) ◇   ◇ 女一人、男二人。 また同じ構図で三角関係かよ。 『妻が結婚した』『キッチン』に続き、 さすがに3連発は勘弁してくれよ、と序盤は正直、食傷気味でした。 しかし、途中から 切り口の異なる展開に引き込まれていく私がいました。 メインの男性2人を軸に、 現在と過去を、行き来しながら話しは進められていく。 そして、その中で、 男性2人は、ある事実に気づく。 “頂上にたつと、失った人に会える山” 互いの、登頂に挑んだ理由がわかったとき、 互いの、過去から、今現在にいたるまでの、 生きていく苦しさ、つらさを知る。そして、 そこに、向きあうまで、3年の月日を要した理由も。 え~、 これ以上、 登場人物を掘り下げると、即ネタバレになってしまいます。 それほどまで、ラストから緻密に逆算をして、脚本が練りあげられています。 考えてみれば当然なんですよね。韓国初の海外大型ロケの筈ですから、失敗するわけにはいかない。 それなりの脚本、キャスト、スタッフが整っていなければ、製作にゴーサインが出る訳がありませんから。 エンドロール中に泣いてしまったわけ。 実は、そこまで、感動はしましたが涙は出ませんでした。 ところが、 最後の最後に来るナレーションを耳にし、 スクリーンに映し出された山々を目にした瞬間、 そこまで全部のことが、あっという間に、一気に繋がり、涙腺が切れちゃいました。 主要2名+女性役1名の頭の中を思うと・・・。 きっと、この苦しさを、誰にも口にできなかったんだろうな。 3人は、それぞれ、あの山に、誰に会いに行ったのかな。会えたとき、どうしたのかな。 あ~、 やばい、またウルウルしてきたぞ(苦笑) ☆彡     ☆彡 雪山に降る 冷たい雨、氷雨。 悲しい雨、悲雨。 このタイトルには、そんな意味も込められていたのではないでしょうか。 氷雨は、3人の悲しみを、癒し流してくれたのでしょうか。 3人が、過去は過去とし、幸せなときを送っていると信じたい。 そして、現在も、これからも、あたたかく、見守り続けることを願う。

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