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氷雨
2005年4月30日公開

氷雨

ICE RAIN

1052005年4月30日公開

aka********

1.0

魅力のないヒロイン

二人の男に愛される女性が、最初から最後までただのイモ姉ちゃんにしか見えなかった。 最初、ダサいイモ女に見えた女性が映画の進行とともに輝いて魅力的に見えてくるのが名作といわれる映画のヒロインたち。 最後までヒロインの魅力を描けなかったこの映画はその意味からして駄作。 自由奔放な言動っていっても、酔っ払って線路に飛び降りたり、車道を横切ったり程度。 門限に遅れてよじ登っていくのも、ふ~ん、登山部に入ったのもこういうのが得意だったからなんやね・・と思った程度。 四次元少女(不思議ちゃん)キャラにしては、大人びていて若さを感じないし、弾けてないし・・ だから、そんな魅力のないヒロインを思う男二人が嘘っぽくて、結局誰にも感情移入できず。 さらに致命的なのは回想の入れ方。 二人の男それぞれの回想が交互に次々に挿入されるわけだけど、回想に入る時も、回想の中でも感情が描かれていない。 つまり、出来事を説明するためだけの説明的回想になってしまっている。 これはシナリオ初心者がよくやってしまう下手な回想の入れ方であり描き方。 不倫といえども死んでもいいほど相手を愛していたのなら、彼女と彼の切ない思いがもっともっと伝わってくるはずなのに、あの回想の入れ方からは、彼女の恋も、二人の男の想いもち~っとも切なく感じなかった。 ロングから撮った雪山シーンだけは迫力あって美しかった。 (CGと丸分かりの彼女の××シーンは安っぽかったけど) 5億もの製作費使ってカナダロケまでして、こんな作品って・・・もったいないなぁ。

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