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ヴェニスの商人 (2004)

THE MERCHANT OF VENICE/Il MERCANTE DI VENEZIA

監督
マイケル・ラドフォード
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3.58 / 評価:174件

宗教の皮肉と単細胞ラブロマンスのバランス

  • ass******** さん
  • 2014年1月28日 23時20分
  • 閲覧数 1029
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

シャイロックとキリスト教徒の関係がビンラディンとアメリカ人に似ているように思いました。。

シャイロックが改宗を誓わされ、キリスト教徒たちは手放しにハッピーエンドに浮かれ恋の駆け引きゲームを楽しんでる。
シャイロックの娘はそんなキリスト教徒たちを複雑な表情を浮かべ静観し、ラストシーンで父親とユダヤ人に対しての複雑な表情が印象的でした。

シャイロックの娘はビンラディン殺害後のアメリカ在住のイスラム教徒の気持ちと同じではないだろうか?

どっちが悪人でどっちが善人とかのレベルではない。シャイロックはおぞましい悪人ではあるが、そうさせたのは唾をはきかけたキリスト教徒だから。。

原作を読んだことはありませんが、平等な裁判といいつつ多数派キリスト教徒の自己中な横暴を暗にとユダヤ人の非情な金貸しをあからさまに両者を批判し、少数派のユダヤ人に悲哀を感じさせるところにこの作品の深さを感じました。

きっと当時の人も単純な善悪分けたわかりやすいスッキリストーリーと感じたバカなキリスト教徒と社会の矛盾を感じた人がいたと思う。そんな複雑な内容の作品だと感じたはずだ!

重い皮肉なテーマとバカげた愛の語りをするラブロマンスのバランスがなんともいえない絶妙な加減でマッチしていました。

ちなみに映画のシャイロックはアルパチーノの素晴らしい演技でした!ひげずらなのでデ・ニーロに見えましたが・・

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