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ヴェニスの商人 (2004)

THE MERCHANT OF VENICE/Il MERCANTE DI VENEZIA

監督
マイケル・ラドフォード
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  • みたログ 799

3.58 / 評価:174件

八百長試合

  • full_frontal6996 さん
  • 2007年10月13日 21時34分
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

W.シェークスピアの有名な喜劇、を悲劇にして主演はアル・パチーノ。
個人的には『マクベス』『リア王』『オテロ』『リチャード三世』とかドロドロした悲劇が好きで『から騒ぎ』とか『夏の夜の夢』とか苦手なんすよね。
ちゅー事で良かった。

しかしまぁ、思いっきり金貸しのシャイロックに感情移入して観てたもんだからなんぼ『シャイロックの悲劇』だとは言え、爺さん可哀想な。

シャイロックも『血を流さずに』とか言われて『血を流したら全財産を没収する』とか言われても、大体こんな訴訟起こした時点で街からつまはじきで、使用人にも娘にも裏切られて、今更金を守りに行くよりは『全て失う覚悟』で復讐を完遂すりゃあいっそ良かったろうに、最後にビビったもんだからシャイロックだけが何もかも失うと言うバッドエンディングを迎えてしまった訳で。
大体『血を流さずに肉だけを』なんて一休さんなトンチくらい『血を奪わずに流しても返せば奪った事にはならない』ってロジックでも盾に戦えば良かったのになぁ。
まぁ一方に圧倒的に肩入れしてるレフェリーの居る八百長試合ですから、結果はあんなもんでしょうけども。

いや、なかなか面白い。深読みすれば『アンチキリスト教』な台詞があったりとか、色々見えもする。ユダヤ人に無理矢理改宗しろだの、普段は迫害しといて最終的には友情だの愛だの言い出して良い思いして無茶苦茶すね。
あぁ、シャイロック....。

復讐するなら徹底してやらなければ、用意は周到に、一分の隙も無く、徹底して追いつめる。全てを失う覚悟でなければ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 絶望的
  • 切ない
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