2005年5月7日公開

やさしくキスをして

AE FOND KISS.../UN BACIO APPASSIONATO/UN BESO CARINOSO/JUST A KISS

1042005年5月7日公開
やさしくキスをして
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

スコットランドのグラスゴー。カソリックの高校で音楽を教えるロシーン(エヴァ・バーシッスル)は、ある日教え子の兄でパキスタン移民二世のカシム(アッタ・ヤクブ)と知り合う。2人はすぐに深く愛し合うようになるが、厳格なイスラム教徒であるカシムの父親は異教徒との結婚を許さなかった。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(29件)

切ない31.0%ロマンチック22.4%悲しい10.3%絶望的8.6%セクシー6.9%

  • dkf********

    3.0

    ローチ版「ロミオとジュリエット」

    レンタル店の「ラブストーリー」コーナーで発見して鑑賞。邦題のイメージから甘ったるい恋愛映画としてくくられたのだろうが、監督はケン・ローチなのだ。決して甘ったるいだけの内容であるわけがない。英国の根深い移民問題を背景に、パキスタン移民の青年と白人女性の民族、宗教を越えた「禁断の恋」をシリアスに描いた深いテーマ性は名匠ならではの真骨頂。いわば、ローチ版「ロミオとジュリエット」とでも言うべき社会派ラブストーリーになっている。 ヒロイン役のエヴァ・バーシッスルは全く知らない女優だが、ナオミ・ワッツをベースに、シエナ・ミラーや、スカーレット・ヨハンソンや、レイク・ベルのパーツを混ぜたような雰囲気のあるブロンド美人で、まさに適役。ケン・ローチは無名ながら魅力的な女優選びが本当に上手いと感心させられる。 驚いたのは、エヴァと青年役アッタ・ヤクブとの官能的なベッドシーン。彼女の胸がアップで映ったり、激しくク〇ニされたり、まさかケン・ローチの映画で男女の絡みが描かれるなんて予想もしてなかった! ただ、作品としては悪くないが、様々な障壁を結局はふたりの愛の力で乗り切るという、極めて凡庸なラストにガッカリしたこともあり、評価は厳しめにした。もう少し、料理のしようもあったのでは・・・?と思う。 素材は良かっただけに、傑作になり損ねた感が強い。個人的には実に残念な作品だ。

  • ken********

    5.0

    宗教、文化の違いはこうも大変なものなのか

    プロテスタントとイスラム教の愛し合う二人、家族の理解を得るのにこうも壁があるのか。 家族を捨てるか、好きな人をとるかキツイ選択だな。 女性側にも両親がいたら、本当に大変なんだろうな 宗教、文化の違いに偏見ない世界は難しいな。 パキスタン移民がこの国で住んでいくのは、大変な思いをしてきたんだろうな。 グッとくる映画でした。

  • えこねこ

    2.0

    ネタバレ未熟

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • jac********

    5.0

    「社会派」恋愛映画。

    これは恋愛映画というよりもイギリスの多文化社会の問題を恋愛という視点からあぶりだす映画といった方がいいかもしれない。監督も社会派映画の巨匠ケン・ローチですし、社会派映画として捉えた方がいいかも。 カトリックとイスラムという異教徒間の恋愛から通してみる、イギリスの社会問題。イギリス生まれなのに移民ということで差別を受ける。パキスタン人なのに肌が黒いからと黒人と言われる。イスラムはコミュニティを大切にする。年配のイスラム教徒はイスラムのしきたりを重視するが、その子供たち、移民2世はコミュニティには属していても心はイギリス人。イスラムのしきたりを絶対的だとは思っていない。そんな認識の違いは、進学や恋愛という場面で露骨にあらわれる。コミュニティに従えと親はいうが、子供は自分のことは自分で決めるという。コミュニティは弱体化していく。これはいいのか?悪いのか?一概にはいえない。イスラムだけの問題ではなくカトリックにもある。カトリックは独善的で官僚的なシステムを持っていて非常に排外的・排他的。イスラムは認めない。こんな2つの相反する世界に暮らす二人の恋愛。 実際、多文化国家であるイギリスを舞台にした恋愛映画。かなりの名作。 ケンローチの作品の完成度には驚かされる。

  • bha********

    4.0

    単なる恋愛ものじゃなく深イイ話

    何となく甘いストーリーを観てみたいと思って手にした作品でしたが、それを通り越したすごーく考えさせられる良い話へと物語は展開していきます。 カトリックの高校で音楽教師をしているアイリッシュのロシーンとクラブでDJをしながら早朝には父親の店も手伝うパキスタン人のカシムが出会い、自然に好意を寄せ合うようになります。 お互いが本気に想いあっていると気付けば気付くほど、それぞれの立場から引き裂こうとする圧力を感じさせられるのです。“イスラムとカトリックの対立“、“家族への裏切り“が前面に立ちふさがると若い二人は苦悩せざるを得ません。 移民してきた一家にとって家族という団結を強くすることで身を守っていくしかありません。一時の愛でいつカシムがロシーンに捨てられるのだろうか、この愛はいつまで続くのだろうか。病気になったら?お金が無くなったら?年老いたら?今愛していても相手を捨てたくなる要因はいろいろ出てくるかもしれません。 マイノリティーとしてその国で生計を立てていくという事は日本人である私達単数民族には想像を超える苦悩があることでしょう。言われのない侮辱を受けても言い返さずに歯をくいしばってこらえたり、殺されかけた事も。そんな親の姿を見て育ってきたカシムは頭の硬い親を持っているとわかっていても家族を見捨てる事は出来ません。それ以前に家族を悲しませるような事は出来ないのでしょう。 カシムの家族はロシーンがイスラムに改宗すればと、ロシーンの勤めるカトリックの高校側はカシムがカソリックに改宗すれば二人の関係を何とか考えようと持ちかけるのですが、自分を偽ることに抵抗を感じる二人はどうすることもできません。 血や宗教を超えた自由な恋愛なんてあり得ないのでしょうか。人を好きなる気持ちは誰にでも生じることだけど血や宗教の偉大な力であきらめてしまう、、といったケースが大半なのではないでしょうか。 自分の価値観を大事にしながらも相手が価値を置いている違ったものにも敬意を払う姿勢無しに平和はやってきません。 私は人々はもっともっと混ざっていくと良いのではないかと思います。日本人も韓国人も中国人もアメリカ人もロシア人もインド人も、、、イスラムも仏教もユダヤ教も、、。血や宗教を越えられるのは愛・そして家族ではないかと思いますから。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
やさしくキスをして

原題
AE FOND KISS.../UN BACIO APPASSIONATO/UN BESO CARINOSO/JUST A KISS

上映時間

製作国
イギリス/ベルギー/ドイツ/イタリア/スペイン

製作年度

公開日