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頭文字[イニシャル]D THE MOVIE (2005)

INITIAL D

監督
アンドリュー・ラウ
アラン・マック
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2.83 / 評価:204件

解説

レーシングコミックの金字塔「頭文字D」を『インファナル・アフェア』シリーズのアンドリュー・ラウとアラン・マック監督が映画化。台湾、香港の若手トップ・スターが集結し、ヒロインを日本の鈴木杏が演じている。何台もの車を壊してまで実写にこだわり撮影されたドライビングシーンや高橋レーシングチームのスタントによるテクニックの数々は必見。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

藤原拓海(ジェイ・チョウ)はとうふ屋を営む父(アンソニー・ウォン)と2人で暮らす一見平凡な高校生。しかし、実は拓海はかつて伝説の走り屋といわれた父親からとうふの配達を通じて見えざる英才教育を受けていたのだ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2005 Media Asia Films (BVI) Ltd.
(C)2005 Media Asia Films (BVI) Ltd.

「頭文字D THE MOVIE」華流スターたちの競演と、息を呑むカー・アクションに陶酔!

 日本で撮影されたが、主要キャラのほとんどが台湾と香港の俳優で、セリフは吹き替え。前代未聞の試みだが、違和感はまったくない。スリリングな峠のカーレースに手に汗握り、バトルと鮮やかにシンクロした高校3年生の拓海のひと夏の青春ストーリーに酔いしれる。

 拓海は、それまで誰にも知られず、密かに車を自在に走らせる喜びに浸っていた。しかし、ひょんなことから人と競う快感を知り、レースにのめり込んでいく。しかも、その過程で父親や親友の樹、恋人として意識しはじめた幼なじみの少女なつきとも真摯に向き合い、将来への確かな夢に目覚めるのだ。

 まず、拓海を演じるジェイ・チョウの表情の変化がいい。普段はボーッとしているが、ハンドルを握ると余裕の表情で車を操る。それが、勝利と敗北、恋の喜びと哀しみを知り、いつしか闘う男の顔になっていく。際立ってコミカルな性格でギャグを繰り出す父親や樹の絡みも絶妙で、無口な拓海の思いの変化が自然に浮き彫りにされる演出も心地よい。

 そして、全編を彩るレース・シーン。カーブが連続する夜の山道を実際に疾走する車を縦横無尽のカメラワークでとらえ、息を呑む迫力。テクニックがあれば、これほどまで車を美しく走らせることができるのかと、改めて思い知らされる。(山口直樹)

映画.com(外部リンク)

2005年9月29日 更新

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