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サマータイムマシン・ブルース (2005)

監督
本広克行
  • みたいムービー 542
  • みたログ 3,978

4.15 / 評価:1,465件

馬鹿らしいことを題材にしたA級エンタメ

  • yam***** さん
  • 2018年8月8日 6時59分
  • 閲覧数 2432
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

本当に何の情報もなく鑑賞。始まってみて、「あっ、邦画だったんだ」というくらいのレベルで、何の知識もありませんでした。テレビでやっていたのを、タイトルだけ見て、とりあえず録画していました。それを鑑賞。そんなわけなので、最初のうちは、「なんだ、これ?」というかんじ。作品の内容、雰囲気、色がつかめてくると、十分に楽しめました。鑑賞を終えて、面白かった~!当たりだったわ。 たぶん、評価高いんじゃないかなと思ってレビュー見てみると、やはり4超え。うん、納得します。タイムスリップものとしての、話しの辻褄合わせが普通によくできていました。

ただ、個人的に面白かったと思ったポイントは2つ。まずは、作品のコピーにも使われていますが、「タイムマシン ムダ使い」という点。くだらなくっていい。クーラーのリモコンが壊れてしまい、それを取りに行くために時間を行ったり来たりする。その発想が好き。で、リモコンをめぐるいくつかの奇跡が、時に感動すら生み出す馬鹿らしさが好き。これだけ馬鹿らしいことを題材にしたA級エンタメ映画は、そうはないぞ。自分で書いたのですが、「リモコンをめぐる奇跡」って、どう。リモコンと奇跡がイメージワードとして結びつかないよ。とにかく、こういうの好きだわあ。

次に、大学生の夏休みの光景が気持ちいい。“若くて、元気で、金がない”という大学生像が、僕的には心地よかった。「鴨川ホルモー」なんかもそうでしたが、大学生のエネルギーが伝わってくるのがいい。子どもの夏休みを描く映画はノスタルジックに落ち着いてしまう。中高生の夏休みは“アオハル”していて、時についていけないギャップを感じる。大学生の夏休みって、あったよなあ。1日中、高校野球見てしまうようなムダな時間の使い方とかして。異常に長い夏休みだったなあ。でも、理系学生だった僕にとっては卒業研究に向けて、クソ暑い中、大学で過ごした夏休みも、楽しかったなあ。とか、それはそれで懐かしい気持ちにさせてもらいました。ただ、誇張が過ぎる面があるので、おふざけがクドイ。嫌いな人は、嫌いだろうなという本作の描き方でした。

この作品を鑑賞済みならば、ネットのネタバレ解説を見てみた方がいいですよ。僕は、だいたいのシーンは気づくことができていましたが、升毅さんの、“この世界の神様的存在”なんか、絶対に分からんよ。とにかく、楽しめた。当たりも当たり、大当たりでした。また、ヴィダルサスーンという商品名がかなり出てくるのが、テレビであまり放送できない理由だとか。ということは、タイトルだけ見て、何も知らずにリモコンの録画ボタン押して、偶然にもこの作品に出会った僕は奇跡的だったんだなあ。これも、「リモコンをめぐる奇跡」なのかしら。

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