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サマータイムマシン・ブルース (2005)

監督
本広克行
  • みたいムービー 542
  • みたログ 3,978

4.15 / 評価:1,465件

小さい話(笑) だから理解できるタイム理論

  • my******** さん
  • 2019年3月15日 4時10分
  • 閲覧数 669
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

未来を変えるとか過去を変えるのでは無く、過去と未来を変えないためのタイムスリップというのが面白い。

クーラーのリモコンを守りに昨日へ行き、過去を変える影響の恐ろしさを知った彼らは、昨日を昨日として守るべく奮闘する。結果、やってる事の規模が小さくて面白いし、小さい事だからこそ、伝えたいタイムスリップ理論が分かりやすく理解できる。SF超大作にはない面白み。

中でもいいオチだなと思ったのが、カッパ、臭いタオル、タイムマシンが出来た理由。そしてリモコン長生きだなーと思った。1番頑張ったのはリモコンだと思う(笑)本当にお疲れ様と言いたい。

ムロツヨシがかなり若い!痩せている!真木よう子は現在の活躍を思うと「立派な役者になったなぁ」と思わせられる。

ただ、本広監督特有の悪趣味はやっぱり気になってしまう。ギャグシーンは彼特有の気持ちの悪い「間」が多用され、役者を泳がす。冒頭の「暑い」のくだりはしつこい。舞台となる部室には色んな作品への小ネタ。タイトルバックは「踊る大捜査線」の港の効果音を入れ、この作品も例外なく「本広ユニバース化」されている。

今作はオチ何個も存在し、そのためにフリを散りばめたような作品なので、フリだと思わない伏線も意外と丁寧に回収してくれる。そして後半のオチにつぐオチは全てが一つに繋がりきもちよかった。

タイムパラドックスを「何が起こるかわからない恐怖」=「世界が消える」と捉えてそのパンドラの箱には触れずに、ひたすら小さな行動の影響とその結果を見せてくれたので分かりやすい。単純に青春劇を楽しめた。タイムスリップの結果、プラマイゼロなんだけど、「全ては自然の流れ」という結論もすんなりと受け入れられた。

詳細評価

物語
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