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ヘイフラワーとキルトシュー
2005年10月15日公開

ヘイフラワーとキルトシュー

HEINAHATTU JA VILTTITOSSU/HAYFLOWER AND QUILTSHOE

722005年10月15日公開

sfh********

2.0

ネタバレお姉ちゃんがかわいそう

フィンランド映画です。フィンランドの作品を見るのはおそらく今回が初めてだと思います。まぁ~この妹がかなりのワガママで意地悪で自己中だこと!もう手がつけられないくらいのワガママっぷりで見ていてイライラしました(良く言えば、これだけ見えいる側をイライラさせるということはこの子役の演技が自然だということでしょう)。そしてこの子の両親もダメダメ。母親は家事も育児もできない。父親はジャガイモ研究ばかりに専念していて家庭のことなんかおかまいなし。じゃあこの一家は誰が支えているかというと小学校にまもなく入学する姉のヘイフラワー。料理も洗濯も妹の面倒も何でもやるスーパー少女です。ってか思ったんですけど、これって一歩間違えれば虐待に入っちゃうんじゃないの?ってくらいありえない家庭でした。 そしてある事件をきっかけにヘイフラワーは誰とも口を聞かない子になってしまうのですが、これは仕方ないと思いますよ。キルトシューにあんな酷いことされたら誰だってヘイフラワーのような態度になってしまうんじゃないでしょうか。両親もダメダメだからさらにね。妹からどんなに意地悪されても「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」とか言われる始末。そりゃ誰とも口を聞きたくもなくなるよ。。。もうヘイフラワーが不憫で不憫で、、、可哀相で見ていられない作品でした。 このヘイフラワーの誰とも口を聞かなくなる事件も最終的には解決するのですが、その解決方法も何というか、おとぎの国、フィンランドらしい解決策というべきでしょうか。。。現実(とりわけ日常生活)ではまずありえない方法によって解決されるんですよね。。。なんかヘイフラワーが元通りになるこの部分も唐突な感じがしましたし。あんなセラピーでご機嫌になるんですね。。。そこはまだ子供だからかな。最後にキルトシューがヘイフラワーに謝ることは謝るのですが、自分ならあんな簡単に許せないなぁ。両親も「反則されたら誰だって嫌な気持ちになるわよね」みたいなことを言っていたけど、今更言ったって遅いっつ~の。キルトシューには悪いことしても全然怒鳴ったりしないし、、、この両親はキルトシューには甘いなと感じました。甘やかしたからこんなひねくれた性格の子供になったんじゃないの?!と思い、またイライライライラ。。。 お隣りさんが凄く面倒見が良かったけど(お節介?)、こんな家族が隣に住んでいたら、自分なら絶対に関わりたくないなぁ。警察の人たちも良い迷惑だっただろうなぁ~とも思ったり。 子供は子供らしくしているのが一番で、無理に大人びた態度をとっていると損をするということを教えてくれた作品ではありました。テーマ自体は良いと思いましたが、解決法に「あれれ?」という感じでした。あと70分程度で終わる作品と、キルトシューがヘイフラワーにアルファベットを教えたり、ヘイフラワーの怒りが爆発するところ(本を破り捨てるところとか)はクスッと笑えたのが救いだったなと思いました。 Amazonの説明を見てみると、なるほど、北欧の育児は子供のワガママに寛容なのですか。それなら北欧ではこの作品は評判が良さそうに思えたし、なんだかお国柄が現れているなぁと思いました。日本だと好き嫌いがはっきり分かれそうな作品だなと思いました。自分は厳しい親の元で育ったし(キルトシューのような意地悪をすれば即座にお仕置き(叩かれた)ことでしょう)、子供はあまり好きな方ではないので、ほのぼのするどころか、この家庭の両親と妹に全体的にイライラしながら鑑賞していました。子供好きにはほのぼのする作品なのかな。

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