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さよならみどりちゃん (2004)

監督
古厩智之
  • みたいムービー 157
  • みたログ 919

3.29 / 評価:232件

なりふりかまってたら、恋なんてできない。

  • みんみにゅ さん
  • 2010年5月1日 1時46分
  • 閲覧数 594
  • 役立ち度 12
    • 総合評価
    • ★★★★★

友達と南Q太の話をしていて、ふと思い出して二度目の鑑賞。
初めて見たのは確か大学2年生で、なーんでこんなダメ男のユタカが好きなの?理解できん。ゆうこも流されてばっかだし。って感想で終わりだったけど・・・
年齢を重ねるとまた違う見方ができるものですね。

んー今でもやっぱりユタカみたいな男は全然好きじゃないし(西島秀俊は好きだけど)
ゆうこみたいな恋の仕方はできないから、「共感」はできないけど「理解」はできる。
「全部」じゃないけど、「たまに一瞬」あーわかるかもって瞬間がある。
だからなんだか友達の恋バナを映像付きで聞いてるような感覚でした。


記憶に残ってるシーンは3つ。
朝突然訪ねてきて、元カノとのふざけた話を聞かせて「たろうとやったら教えろよ。お兄ちゃんには何でも言えよ。」なんていつもの調子でヘラヘラ言うゆたかに向かって
「つまらない話しないでよ」って言うゆうこの低い声と、表情。怖いですw
ゆたかは不貞腐れて帰った感じだったけど、びびったんだと思うw

裸で、泣きながら「ゆたかだけだよ。だからあたしのこと好きになってよ」って言う
告白のシーン。あのヌードそこまで出しちゃっていいの!!??って思ったけど、あのやせ細った体を震わせて泣くゆうこが痛々しくて見ていられなかったけど、
でもその痛さがあの時のゆうこの勇気の痛さなんだと思った。
だからあのヌードは必要だったと思う。
ゆたかはゆうこの事好きになっていってたんじゃないかな。だから何かあるたびに、ゆうこに会いたくて訪ねてくる。ゆうこには色んな事自然と話せてしまう。
でもあの告白の時点では、ゆうこのまっすぐな気持ちを受け止める勇気がなかったのかも。逃げるのは通いなれた道だから。

そして最後のゆうこの「14番目の月」を笑顔でふざけながら熱唱するシーン。
予想もしない涙が出てきて、自分でもびっくりしました。
それまで
いや気持ちはわかるけどさー、あんた不器用すぎ・・・
って突き放してみてたゆうこがなんか急に愛しく思えた。
ゆたかに気を使って恋をしてた時のゆうこは、いつも何かをあきらめたような、多くを望まないような、傷つかないように準備をしてるようなそんな顔や言動だったけど
あの熱唱してる時のゆうこは思いっきり、何にも遠慮せず楽しそうだった。

吹っ切れた女の笑顔って綺麗だなぁ。たくましく、また次の恋を見つけてね。
って、友達を応援する気持ちで見てた。

恋は病で苦しいけれど、人生に彩りを添えてくれるのもまた恋なんだよねぇ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 切ない
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