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クラッシュ (2004)

CRASH

監督
ポール・ハギス
  • みたいムービー 2,359
  • みたログ 6,674

3.92 / 評価:2032件

退屈と憤怒

  • pon******** さん
  • 2018年8月8日 20時46分
  • 閲覧数 1272
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

これは人種差別を主題にした映画の皮を被った鬱映画です。人種差別を考えるならもっとよい映画・小説があるでしょう。
前半は想像を絶した人種差別が行われ(しかも個人的な理由で、日頃の鬱憤を他人にぶつけるので)、イライラしっぱなしでした。「イライラしていたので罵倒しました。その人の目の前で」「イライラしていたので警官の権限で留まらせて体を触りました。」などというのは人種差別に関係なく怒りが込み上げてきます。人種差別が問題なのではなく、登場人物の精神が幼稚なのです。
群像劇の形式を採っていますが、中身はすかすかです。とにかく色んな人種や人を出演させただけ。それぞれの人が深くかかわり合うこともなく、これといった人物の掘り下げもなく、訳もわからず時間が経っていく。取って付けたような人間模様(友人に見捨てられた主婦が家政婦にすがり、親友だと言うなど)。取って付けたような演出(最後の場面が最初の場面に繋がるなど推理映画ならあり得た演出)。そして何となく終わる。後に残ったものは怒りと鬱のみ。
何もかもが中途半端でした。複数の人間を描ききれなかったと思います。人種差別を映すだけで解決策も挙げないような逃げの映画が表彰されてよいものだろうか。甚だ疑問です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 恐怖
  • 絶望的
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