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クラッシュ (2004)

CRASH

監督
ポール・ハギス
  • みたいムービー 2,359
  • みたログ 6,666

3.92 / 評価:2023件

残念でした。

  • rmh******** さん
  • 2019年10月20日 1時33分
  • 閲覧数 1878
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画で描きたかったことは、多分、

アメリカ社会の、複雑な人種や階級や境遇の違いによる、
偏見や無理解や断絶、そんな中でも、歩み寄りや共感の兆し。
さらに、人は誰しも善悪併せ持っているが、
何事も表裏一体、何かのきっかけで簡単にひっくり返ることもある。

というようなことなのかな〜と思いましたが、実際は、

教養や知識がなく思慮が浅くて短絡的な人や、
権利や不満ばかり主張して、他者に対する想像力や配慮が皆無な人や、
打算と保身ばかりで、人間としての矜持や品格がない人が、
被害者ヅラして、人のせいにして攻撃して、
必要もないトラブルや事件や事故を起こしたり引き寄せて、
また被害者ヅラして、また人のせいにして攻撃して…

という次元に、大半のエピソードが留まり、昇華し切れていないと感じました。

終盤に向かって、いくつかのポジティブな展開がありますが、
これらも全体的に浅くてご都合主義。

特に、ペルシャ人店主が逆恨みで襲撃した件は、
誰も死ななくて「めでたしめでたし」で済ますのは浅はかすぎる。
逆上して引金を引いたという、言い訳できない一線を超えた事実はかなり重い。
それを自ら思い知り、深く受け止め、向き合う姿勢の片鱗でも描かれていたら、
少しは違ったけれど、あろうことか現実逃避。
脚本家自身が現実逃避したかと思うほど…ひどい次元のエピソードです。

短絡的な行動を思い留まれるのが、理性と知性を持つ人間という生き物。
しかしこの作品では、そういう行動をとる人の、まぁ少ないこと。
そのあたりの愚かさ加減の描写に辟易してしまって、
あるべきテーマが見えにくかったです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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