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クラッシュ (2004)

CRASH

監督
ポール・ハギス
  • みたいムービー 2,304
  • みたログ 6,562

3.91 / 評価:1,917件

あるひとつの世間の縮図

  • さぶネバ さん
  • 2006年1月20日 22時00分
  • 閲覧数 2304
  • 役立ち度 91
    • 総合評価
    • ★★★★★

不思議な冒頭からはじまるこの映画。僕はこの映画で「あるひとつの世間の縮図」を見た。「あるひとつの世間の縮図」という表現はそのままで取ると実に滑稽に聞こえるかもしれない。ただ僕はそう感じた。様々な人間が連鎖していくことによって紡がれていく人生、この映画はそんな当たり前のことを描いている。人と人が接触することによって双方に生まれる感情というのは実に多彩で、それは憎しみであったり愛であったり、その他、悲しみ、怒り、哀れみ、差別する気持ちなど、数多くがある。人とのコミュニケーションや交わりにおいて、それらの感情というのは切っても切り離せないし、それらの感情を僕たちは人生の中で何気なく感じている。しかし、この作品は僕らに、そんな当たり前のことを痛切に教えてくれる。そしてそこに、どんなに強い憎悪があったとしても、また同じようにいつか人を愛していく、いや、愛していかなければならないんだと感じた。物語前半から淡々と描かれていく、何人ものキャラクターの日常、しかしそれが次第に面白くなっていく。展開の運び方としては、最上級のように思える。また、物語が終盤になるにつれて胸の底から込み上げて来る、期待感と涙、凄まじいほどの盛り上がり、それなくしては語れない映画。ほとんど感服といった状態。参った。何の文句も浮かんでこない。人種差別なんてものは、日本人の僕には分からない。しかし、同じ人間として、込み上げて来るものがこの作品には確かにあった。そして警察官役のマット・ディロン、TVディレクター役のテレンス・ダッション・ハワード。この両名の演技には脱帽した。

http://sabuchan0605-id.hp.infoseek.co.jp/index.htm

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物語
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