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ダ・ヴィンチ・コード (2006)

THE DA VINCI CODE

監督
ロン・ハワード
  • みたいムービー 441
  • みたログ 1.1万

3.21 / 評価:3,650件

「本当だったらいいのにな」と思った

  • yuw***** さん
  • 2019年5月31日 9時16分
  • 閲覧数 429
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

数年前にテレビで見た。たしか家族が原作本買ってたが、私は読まなかった。めんどくさくて・・(苦笑)。

映画は、やはり主人公達が落ち着けない状況が続く。追われながら謎を解いていく。唯一ほっとできた相手は実は・・・だし。
よくわかんないけど、壮大だった。特にラストのルーブル。宗教ならではの恐ろし気な儀式は怖かったけど。あっちのもこっちのも。

タイトルに書いた「本当だったらいいのにな」は、「イエスが人間だった」のところ。同時にハラハラした。全世界のキリスト教信者にバッシングされるんじゃないかと思って。

以下、余談。
私は子供の頃、カトリック系キリスト教徒だった。赤ちゃんの時に洗礼。毎週日曜日は教会へ。日曜日にのんびり寝てられる他の子達がうらやましかった。
ミサでは毎回イエスの偉業を唱える。「ライ病(ハンセン病)を治す」「3日後に復活」などなど。

子供心に信じてたみたい、私は。絶体絶命な夢を見ると、夢の中で必死にお祈りを唱えたりしてたし。
高校の時かな、ある本を読んでガラガラと崩れた。ショックを受けた自分にショックを受けた。「イエスの神性を信じてたんだ」と自覚した。
本は「百億の昼と千億の夜」。小説を漫画化したもの。神々と呼ばれるものは全て人間の敵。弥勒も大天使ミカエルも。イエスなんて彼らの下っ端。彼らの手段は「人間に宗教を植え付けること」。確実に人類を滅ぼすためには「滅びの暗示」を植え付ければいい。それが宗教である・・・ってことらしい。滅ぼす目的は・・・「炉が壊れるから」?・・・この辺は宇宙規模が大きすぎてよくわかってないのだけど、私。・・・えーと「宇宙の外の外から見たら、人類または銀河系など含めて、炉の中の小さな異物に過ぎない」みたいな結末なのかな。

私はここで私の中のキリスト教が壊れてよかったと思う。
その後、いろいろな宗教を見聞きしたり勧誘されたりしたけど。
そして過去の歴史の中で、政治が宗教を利用して人々を統治した事実も数多くあるらしいし。
特定の宗教の呪縛から逃れることができた解放感を、その後感じて生活してる。
時々空想するのは「すべての宗教を包み込む神がいればいいのに」ってこと。
もしくは「互いの宗教を認め合えばいいのに」。「受け入れろ」とは言わない。「認め合えばいいのに」。・・・けれど、ここに政治が絡んでいるのなら、それは容易ではないのかもしれないけど。

ここで気がかりだったのは子供の頃信じてたイエス。
もしもただの一個人だったら、こんな長きに渡って人々に祀り上げられて、さぞかし草葉の陰で悶々としてるのではないかと空想。
だから、この映画を見た時、とてもほっとした。幸せに安らかに眠ってほしいと思った。

余談の最後に。
けれども「何かを信じる人」の気持ちは尊重したいと思ってる。
「何かを信仰することを生きる糧としてる人」の気持ち。
私が通ってた教会は、ちょっと仲良しクラブ的な雰囲気だったりして。・・・まあ、その呑気さが良かったのだろうと思うけど。
他を攻撃する材料にするのでなければ。「何かを強く信じ続ける」のは何らかのパワーを生み出すとも思えるし。


追記。
ちなみに、冒頭の原作本を買った家族は、この映画の教授みたいなタイプの人。各宗教に学術的に興味があるタイプ。

詳細評価

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