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フライトプラン (2005)

FLIGHTPLAN

監督
ロベルト・シュヴェンケ
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2.88 / 評価:1,583件

解説

高度一万メートルの密室で繰り広げられる、恐怖のサスペンス・アクション。映画主演は3年ぶりとなるオスカー女優ジョディ・フォスターが、突然娘を奪われた母親にふんし正体不明の敵に立ち向かう。監督のロベルト・シュヴェンケは、本作でハリウッドデビューを飾るドイツ期待の新星だ。あまりに臨場感のあるリアルな設定に、客室乗務員協会(AFA)が映画のボイコットを呼びかけたほど。ジョディ・フォスターの鬼気迫る演技は必見。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

事故死した夫の亡骸を乗せた飛行機に、娘のジュリアとともに乗り込んだカイル(ジョディ・フォスター)。その機内で、突如として娘の姿が見えなくなる。必死で探すカイルだが、誰一人として娘の行方を知る者はいなかった。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)TOUCHSTONE PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)TOUCHSTONE PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

「フライトプラン」謎解きとアクションの見事な配分でダレ場なし!

 夫の突然の訃報から立ち直れぬまま、人生を再スタートしようと、遺体を収めた棺とともに、異邦のドイツから故国アメリカに向かう母娘。そんな傷心の母は、自分の設計した最新鋭ジャンボ機にいち早く乗り込むと、空いた後部座席に移動し、娘を寝かしつける。緊張の糸が切れたかのように彼女もまどろみ、そして、目覚めると、幼い娘の姿がない。トイレにでも行ったのかと、機内を探してみるが、見つからない。なぜ、どうして、娘はどこに消えたのか? パニックが母を襲う……。

 高度1万メートルの空飛ぶ密室内の人間消失というヒッチコック映画ばりのミステリーがすこぶる魅力的なこの作品は、雪のベルリンにはじまる寒色の色彩設計で、孤立感ただよう静謐で張りつめたムードから、娘の消失で緊張が一気に高まる前半と、謎解きのアクションが展開する後半の配分がよく、1時間38分の上映時間にダレ場がないサスペンス演出も見事。ハタ迷惑も顧みず、知力・体力の限りを尽くし、一心不乱に娘を探すジョディ・フォスター熱演のスーパー・マムぶりも、むしろ爽快。ラスト、目撃者ならぬ傍観者に終始した乗客に対する視線に、現代社会への批判が込められ、余韻を残す。(高橋良平)

映画.com(外部リンク)

2006年2月2日 更新

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