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親切なクムジャさん (2005)

SYMPATHY FOR LADY VENGEANCE

監督
パク・チャヌク
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3.30 / 評価:558件

解説

『オールド・ボーイ』『復讐者に憐れみを』のパク・チャヌク監督による復讐三部作の完結作。主演は国民的美人女優と言われるイ・ヨンエ。『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシクも共演者に名を連ねる。13年、無実の罪で服役したクムジャが刑務所で囚人たちのカリスマ的存在になっていく過程に本作品の怖さが潜む。美しいイ・ヨンエの悪女ぶりは一見の価値あり。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

子供を誘拐した罪で服役中のクムジャ(イ・ヨンエ)は、囚人の悩みを聞いては、その悩みを解決していた。やがてクムジャは囚人の中から自然に「親切なクムジャさん」と呼ばれるようになる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「親切なクムジャさん」それなりの覚悟はしてお出かけを

 イ・ヨンエの韓国内のイメージは日本で言えば誰だろうか? 往年の吉永小百合だろうか? NHK地上波の深夜帯ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で形作られたイメージからいえば。

  そのイ・ヨンエを主役に起用しての復讐ドラマが「親切なクムジャさん」なのだが、韓国では「親切なチャングムさん」として、イメージの連続性の上で誰もが見に行ったとおぼしいし、監督パク・チャヌクもイメージの連続性を借りながらそこに“児童誘拐の上殺害”の大罪で服役という黒い糸を織り込む。なぜ彼女がそんなおそろしいことを? これが起点だ。

 パク・チャヌクの復讐3部作の最後を飾るこの作品は、素晴らしく練られた脚本、そしてこの脚本の映像化する際のあふれるアイデアにただただ感嘆する。ユーモアという甘味料のためにこれまでの2作、拘束具フェチな「復讐者に憐れみを」、「オールド・ボーイ」のような猛毒(このために人にはおいそれと勧められない)は一見隠されているかにみえる……が、しかし……。それなりの覚悟はしてお出かけを。「チング」で覚えた儀式として豆腐を食べる(純白に戻る)という韓国特有の慣習が本作でも2回出てくるが、そこにも伏線が仕掛けられている。パンフに書いております、是非お買いあげを。(滝本誠)

映画.com(外部リンク)

2005年11月23日 更新

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