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シリアナ (2005)

SYRIANA

監督
スティーヴン・ギャガン
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  • みたログ 1,835

3.07 / 評価:467件

アメリカの悪を暴く問題作

  • izq******** さん
  • 2021年2月6日 22時02分
  • 閲覧数 91
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ちょっと難しくて二度観なければよくわからなかった。中東の民主化による独自発展を唱えるナシール王子はアメリカの手によって葬られ、結局アメリカはイランの民主化を表向きは唱えながらも石油利権確保のためにアメリカの属国のようにする策略をしているという闇を描いた問題作。そして中東の若者がテロリストとして犠牲になる。アメリカの悪を感じる作品。

中東で活動中のCIA諜報員のボブ・バーンズはテロ組織のミサイル取り引きに潜入して、一機でテロリストを爆破するが、もう一機がどこかに持ち去られてしまう。
石油大手のコネックス社がペルシャ湾の天然ガス採掘権を中国に奪われ、一方小会社キリーン社がカザフスタン油田採掘権を得て、コネックス社とキリーン社が合併しようとしていた。司法省はキリーン社がどのように採掘権を得たか調査中。
弁護士事務所のホワイティング代表は弁護士ベネットに司法省より先に調べるよう指示。
コネックス社ではキリーン社ジミーが合併を熱弁。合併承認のため司法省がキリーン社を調査中。コネックス社は弁護士ベネットを担当につける。
そして両社の合併はリーランド・ジャヌスCEOから公表される。
一方で中東のコネックス社の油田ではジョニー親子ら労働者の解雇が進む。
スイスのジュネーブに住むエネルギー関連のアナリスト ブライアン・ウッドマンは、スペイン マルベラで石油王アミールのパーティーに社代表で家族連れで参加することになる。しかし石油王は中国人の接待中でブライアンは謁見できず。さらにプール事故でブライアンは長男が死亡してしまう。
長男の葬儀を終えたブライアンの元にナシール王子から連絡が入り、詫びを受ける代わりに経済アドバイザーとしてナシール王子に取り入る。
ベネットは司法省からキリーン社の油田採掘権取得に不正がなかったか調べを受ける。ベネットはキリーン社のジミー・ポープから、コネックス社CEOジャヌスやホワイティング、ダニー・ドールトンらがイラン自由化委員会の名誉委員でカザフの油田契約を陰で支えていたことを聞く。
フランスでは石油王の次男メシャール王子とコネックス社に弁護士を送る弁護士事務所代表のホワイティングが密会し手を組もうとする。
反米テロ組織とつながりがあるナシール王子を狙い、CIAからはボブがベイルートに派遣されることになる。ボブはベイルートに乗り込み、神の党ヒズボラに接触して現地工作員ムサウィとのコンタクトを依頼。ボブはムサウィにベイルートに滞在中のナシール王子の拉致を依頼する。
しかしムサウィは実はイラン側のスパイで、逆にボブを拉致して拷問にかける。ボブは首を切られる直前にヒズボラのハシミ氏の使いに救われる。
CIAはワシントンに戻ったボブに対し、イラン諜報機関のアミール兄弟とつながり違法な武器取り引きや王子暗殺に関わっていたことを疑い取り調べ、パスポートを没収する。
ベネットはキリーン社からカザフへの違法な送金記録を見つける。ベネットは仲介したドールトンに罪を被せる司法取引を司法省に持ちかける。また、キリーン社のポープともう一人の起訴を企み、合併承認を目論む。ベネットは上司のコネックス社顧問弁護士シドニー・ヒューイットの不正を暴き、もう一人の司法取引の犠牲者とする。
ハマド王はアメリカから資金を移す際の約束違反で財産を凍結されてしまう。ナシール王子はブライアンに議会を作り、女性に投票権を与え、中東に石油取引所を作り国を再建する夢を語る。そしてアメリカは自己の利益のために反対し、中国と組むとテロリスト呼ばわりと嘆く。ブライアンはナシール王子に心酔する。
しかし、ハマド王はナシール王子に後継者を親米派の次男メシャール王子にすることを伝える。
ボブはFBIに身に覚えの無い暗殺の罪に関しても調べられる。ボブは引退した諜報員仲間のスタンから、米軍基地建設に反対する長男ナシール王子より次男が扱い易いとある力が働いたことを聞く。そしてボブは暗躍するホワイティングを脅してパスポートを取り返し、中東に戻る。
ここからクライマックス。ナシール王子は家族やブライアンらを連れて車で砂漠を移動。CIAは衛星でナシール王子の車群を監視。ボブはナシール王子の車群を追いかけ、車群を止めて、ナシール王子に何かを伝えようてしたところで、ナシール王子家族の車がCIAにより爆破させられてしまう。ブライアンは助かり家族の元に戻る。
ベネットの司法工作もあり、コネックス社とキリーン社の合併は承認され、パーティー会場には石油王後継者となったメシャールの姿が。
コネックス社を解雇されたジョニーはその後テロリスト集団に加わり、洗脳されていき行方不明となっていた米軍ミサイルを使ってタンカーに自爆テロを仕掛ける。
アメリカの石油の利権確保に翻弄される中東と結局対抗するのはテロリストといった構図を示した話し。

詳細評価

物語
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