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THE 有頂天ホテル (2005)

監督
三谷幸喜
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3.36 / 評価:2,358件

解説

人気脚本家の三谷幸喜が『ラヂオの時間』『みんなのいえ』に続き、今度は大晦日の高級ホテルで繰り広げられる奇跡のドラマを描いた監督第3作。役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾など日本映画を代表する23人の豪華キャストが、迷路のようなホテルの中で働く従業員や訳ありの宿泊客を演じる。登場人物の人生を同時進行形式で絡ませ、伏線を縦横無尽に張りめぐらす三谷脚本の緻密な構成力は、見事としか言いようがない完成度だ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

大晦日を迎えた「ホテルアバンティ」では、ホテルの威信がかかった年越しカウントダウンパーティーの準備で大忙し。そんな中でも副支配人の新堂平吉(役所広司)は、様々な問題に機転を利かせて対応するのだが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2006 フジテレビ 東宝
(C)2006 フジテレビ 東宝

「THE 有頂天ホテル」売れっ子三谷幸喜が豪華キャストで送るお楽しみ玉手箱だが

 「ラブ・アクチュアリー」や「オーシャンズ11」を見て、「日本でも同様の映画は出来ないのか」と歯軋りしていた人も多いはず。売れっ子脚本家でもある三谷幸喜監督がやってくれました。ホテルを舞台に、年越しまでの2時間のドラマで出るわ、出るわの豪華キャストが。そんな玉手箱のようなお楽しみを味わうには十分。だが、心の底からは笑えなかったのである。

 本作品はホテルの従業員と一癖も二癖もある宿泊客が、数々の問題を乗り越える人情喜劇だ。究極のところ、観客に「こんなホテルに泊まってみたい」と、思わせたら成功だろう。ところが老舗ホテルなのに、誰が見たって娼婦然とした篠原涼子がロビーをうろつき、客室係役の松たか子は、客の貴金属や服を勝手にいじる。クライマックスには、歌手を目指しているベルボーイ役の香取慎吾がスウィート・ルームで歌うと、隣のスウィート・ルームまでその歌声が聞こえてしまう。まさにドラマ「ホテル」の高嶋政伸だったら「申し訳ございません」と謝りっぱなしの事件がゴロゴロ。こんなホテル、イヤだ。

 思えば三谷氏のドラマ「王様のレストラン」は、あの料理を食べてみたい、レストランへ行きたいと思わせる説得力があった。笑いも良いけど、まずはホテルとしてのリアリティ。そこをきちんと考えて欲しかったと、無類のホテル好きは思うのである。(中山治美)

映画.com(外部リンク)

2006年1月14日 更新

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