ここから本文です

13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ (2004)

13 GOING ON 30

監督
ゲイリー・ウィニック
  • みたいムービー 71
  • みたログ 477

4.03 / 評価:142件

現実的な大人の世界を描いた物語

  • wox***** さん
  • 2018年4月30日 21時50分
  • 閲覧数 390
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

13歳の女の子が、恋愛もキャリアも絶頂な、30歳の自分になる。女の子が好きそうな設定だったので、王道的展開でハッピーエンドに終わるのだろうなと思ったら、意外にも大人の世界の汚さや切なさ、苦しさをしっかり描き、そこに救いを与えないところが実に現実的だった。

企画を奪われた話とか、幼馴染みとの恋愛とか、全部うまくいかなくて、結局最後まで救われなかった。それらをキレイに完結させないまま13歳に戻ったラストを、「そこはキレイにまとめようよ」と思うか、「現実ってこうだよね」と思うか。

私はどちらの感覚も抱きましたが、こういったプリンセス映画的な設定にありがちな、何もかもうまくいく展開よりも、あえてそこを逸れて、「信頼できる人が少ない大人の現実」「やり直すことができない現実」を突きつけられたことが、よりこの物語で真に伝えたい教訓に深みを与えてくれたと思います。

ヒロインが母親に、人生をやり直したいと思ったことはあるか、と聞いたとき、「やり直したいと思わない。失敗はたくさんあったけどすべて無駄なものではなかった」と続けて、「失敗していなければ、それを正す術もわからないままだった」というのが、まさにこの物語の教訓だと私は感じた。

誰もが一度は人生をやり直したいと思ったことはあると思う。「あの時あの選択をしていれば・・・」と後悔したことがない人はいないのではないだろうか。特に大人になると、やり直せないことの現実を強く感じる。

彼女は30歳の自分から失敗を学び、それを教訓として13歳に戻り、やり直してハッピーエンドになる。ここに救いがあるところが王道的ではあるが、私はハッピーエンドのほうが好きなのでよかった。プリンセス映画的なものだと思っていたが、意外にも深みのある映画で思わず見入ってしまいました。

13歳に戻ったあとの現実よりも、あの30歳の彼女が生きた現実こそが、我々の生きている現実だと思う。何事も、やり直せるうちにやり直さないといけないですね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • ファンタジー
  • ロマンチック
  • 切ない
  • かわいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ