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ロード・オブ・ウォー (2005)

LORD OF WAR

監督
アンドリュー・ニコル
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3.78 / 評価:819件

解説

ニコラス・ケイジが“死の商人”と呼ばれる武器商人にふんした衝撃のアクション映画。『ガタカ』のアンドリュー・ニコル監督が、世界中の紛争地域が抱える現状を、裏社会に生きる人物の視点から描いた。主人公の“武器商人ユーリー・オルロフ”は、実在する武器商人たちを徹底的にリサーチして作り上げられているため、武器商人の実態を垣間見ることが出来る貴重な作品だ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

レストランで働く平凡な男ユーリー・オルロフ(ニコラス・ケイジ)は、偶然銃撃戦に巻き込まれたことから、武器商人として生きていく道を思い立つ。弟のヴィタリー(ジャレッド・レト)とともに武器売買の事業を始めるが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「ロード・オブ・ウォー」評価してなかった監督だが今回は別

 20世紀世界を支配した「資本主義vs共産主義」という、今やまぼろしの二項対立。これにほころびが見えはじめた80年代初頭から“善悪の彼岸”を往く無責任男の疾風怒涛冒険物語。

 二律背反的なキャラクターを演じれば良くも悪くも他を圧するニコラス・ケイジだけど、やはり想像以上のハマリ役。大物武器商数人の実話を混ぜ合わせた(地名・国名も含め、あからさまにリアル)という倫理的・政治的なチャランポランさには爽快感すら感じる。エピソードのひとつひとつにアメリカへの黒い皮肉がこめられているものの、すべては裏読みするまでもないほど明快で、100%乱世のピカレスク・ロマンとして楽しめるのだ。ま、メッセージ映画としては非力かもしれないが、プロパガンダを目論んでるわけじゃなかろうし、硬派なエンタテインメントとしちゃあ最高であろう。ジャレッド・レトやイーサン・ホークが映画の免罪符的意味でしかないのは残念だが。

 ちなみに筆者はアンドリュー・ニコルを今までまったく評価してこなかったが今回は別。50年代的発想から逃れられないSF作品より、充分にリサーチした現実的題材のほうが向いてるのではないか?(ミルクマン斉藤)

映画.com(外部リンク)

2005年12月16日 更新

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