レビュー一覧に戻る
プルーフ・オブ・マイ・ライフ
2006年1月14日公開

プルーフ・オブ・マイ・ライフ

PROOF

1032006年1月14日公開

kak********

3.0

”信頼の証明”は”人生の方程式”で解ける

天才数学者とその娘の苦悩を描いた物語で、 ピューリッツア賞に輝いた傑作舞台の映画化。 と言っても、数学の得意不得意は映画観賞に 関係なく、誰でも楽しめる。 主役は、「恋におちたシェイクスピア」で アカデミー賞とゴールデン・グローブの W受賞を果たしたグウィネス・パルトロー。 「スライディング・ドア」での二つのドラマ が平行して描かれるラブ・ストーリーで 演技派としての片鱗を見せていたが、本作品で それが証明されたと言える。 相手役には、「ブロークバック・マウンテン」 で、ヒース・レジャーと共演したジェイク・ ギレンホール、そして共演にはベテランの アンソニー・ホプキンス と役者が揃った。 難病を抱える天才数学者の末路は寂しく、 栄光が去った後は病気との闘いしかなかった。 その父を支える娘のキャサリンは、自らの 正気も疑うほど落ち込んでいたが、ある日 ハルに心を開き恋が芽生え始める。 ここで、重要なのは姉に扮するホープ・ デイヴィスの存在。「アトランティスのこころ」 で、アンソニー・ホプキンスと共演した実力派で 本作品でも、憎まれ役を好演している。 これらの登場人物が”数学の証明”に関し複雑な 人間関係を浮き彫りにさせるのだが、そこから 家族の在り方や”信頼”の大切さが伝わって来る。 まるで、人生の方程式を教わっている様な内容で 舞台劇でも主役を務めたグウィネス・パルトローの 確かな演技に、新たな魅力を垣間見た気がする。

閲覧数711