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フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い (2005)

FOUR BROTHERS

監督
ジョン・シングルトン
  • みたいムービー 40
  • みたログ 428

3.64 / 評価:120件

解説

母親を殺された4人の兄弟が繰り広げるリベンジ・アクションエンターテインメント。主演は『Planet of Apes 猿の惑星』のマーク・ウォルバーグ。監督は『シャフト』『ワイルド・スピードX2』のジョン・シングルトンが、ド派手なガンアクションをスピーディに展開する。ユーモアも盛り込み、爽快な娯楽作に仕上がった全米ナンバーワンムービー。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

心優しい養母が強盗に殺害されたという知らせを聞き、デトロイトの下町に戻ったボビー(マーク・ウォールバーグ)は、一緒に育った仲間たちと復讐を計画する。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い」ヒップホップ世代はヒッピー世代の意志を継ぐ

 60~70年代のヒッピー文化と80年代に勃興したヒップホップ文化は、スタイルこそ違え(ともにビートニクの流れにあることからみても)意外と共通項があるように思う。……ってなこととは無関係にみえる本作だが、実はふたつの文化の精神的な継続性を強く感じさせる物語になっているのが面白い。

 いかにも本作は、人種の異なる養子の兄弟4人が陰謀によって殺された養母の復讐に立ち上がるというアクション篇だ。ところでこの養母(フィオラ・フラナガンがいい味出してる)、多くの孤児を救った街の良心という設定だが、貸金庫にウッドストックの半券を大事に保管しているような元ヒッピー。つまり彼女は、あの時代の理想=博愛主義の具現者であり、4人の“兄弟”の親密さも、この理想のもとに築かれているのだ。

 そして彼女を葬るのは、労働者を搾取する闇の権力と組合の裏切り者、そして汚職警官。まさしくカウンター・カルチャーの敵そのものである。これに牙を剥くことでヒップホップ世代はヒッピー世代の意志を継ぐという、もと社会派(笑)シングルトン監督らしい反骨ではないか。あるいはまた、理由なき暴力性と拝金主義のイメージに傾きがちな現在のヒップホップを元の姿に戻そうとする、オールド・スクール世代の叫びでもあるだろう。(ミルクマン斉藤)

映画.com(外部リンク)

2005年11月30日 更新

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