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プライドと偏見
2006年1月14日公開

プライドと偏見

PRIDE & PREJUDICE

1272006年1月14日公開

whi********

2.0

ネタバレキャスティングもエンディングも不満

1995年にBBCで放送されたドラマの「高慢と偏見」があまりにもキャスティングが良く、キャラクター設定もすばらしく、俳優陣の演技も最高だったので、この映画は何のために作ったんだろうと思っていました。 何年も経ってようやく少し観てみようと思ったのですが…。 エリザベスにキーラ・ナイトレイをあてたのはよいとしても、姉のジェーンはキーラが演じたエリザベスより美しくないと説得力がない。しかも難しいのは、エリザベスもジェーンにやや劣る程度の美人という設定なので、その設定に合う配役でないと物語に支障が出る。 この映画のジェーンはイマイチだし、ビングリーもダーシーもドラマ版の2人に比べてあまりにも見劣りする。 「Pride and Prejudice」は原作の性質上、見た目もとても重要なのだ。セリフにも見た目に触れたものがよく出てくる。 ストーリーに関しても心配が的中しており、小説なら説得力があるエリザベスの心やダーシーの心の変化が、映画だから時間が足りず唐突すぎて白けてしまう。 BBCのドラマ(エリザベス役: ジェニファー・イーリー、ダーシー役: コリン・ファース)をまだ観ていない方には、そちらをぜひ観てほしい。 すごく面白くできています。コリンズやデ・バーグなど脇役まで本当に演技も上手い。 原作者のジェーン・オースティンは、その当時の社会を皮肉も交えてとても上手に描く作家で、その軽妙な感じが、このドラマにはよく出ています。 きちんと最後もうまくまとまっていて視聴者を満足させてくれるので、ドラマを観てください。

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