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プライドと偏見
2006年1月14日公開

プライドと偏見

PRIDE & PREJUDICE

1272006年1月14日公開

kih********

3.0

イギリス版 “若草物語” かと思ったけど…

自然豊かな田園地帯で、女の子ばかりの家庭の物語。先に観たアメリカの『若草物語』もそうだった。だから、これもそれと同じようなイギリス版であろうか、と思ったのだが、随分と違った。私の“偏見”だったようだ。 私はアメリカよりイギリスが好みに合うイギリス贔屓だ。だから、『若草…』のマーチ家の四人姉妹より、ベネット一家のお嬢さんたちに好感を持つはずだった。しかし、イギリスの保守的な階級制度、家族制度、結婚観の嫌な面が目について、この家族は好きになれなかった。 もっとも、『若草…』には続編がいくつもあるから、そのうち“枯れ草物語”になるかもしれないけど、それは見ない。もう、この年齢になると、自分の方が枯れてしまって、今更、愛の、結婚の、プライドの、偏見の、という若い男女の駆け引きにワクワク感はない。あの男とこの娘さんは、どうなってるの?ってなことに、(それが見所だろうのに)面倒くさくて気乗りがしない。 むしろ、アメリカでもイギリスでも、郊外の自然豊かな自然描写の方が楽しめる。その点では、豪奢な貴族の邸宅が目障りではあるけど、アメリカの解放的な景観より落ち着いたイギリスの景観の方が優っている。あくまで、偏見だ、けど。

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