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ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! (2005)

WALLACE & GROMIT IN THE CURSE OF THE WERE-RABBIT

監督
ニック・パーク
スティーヴ・ボックス
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3.91 / 評価:207件

解説

世界中に熱狂的なファンを持つ人気クレイ・アニメ『ウォレスとグルミット』シリーズ待望の初長編作。おとぼけ発明家ウォレスと名犬グルミットが、畑の野菜を荒らすウサギ退治に挑む。監督はシリーズの生みの親で、アカデミー賞3度受賞の巨匠ニック・パークと、本作が初の長編映画となるスティーヴ・ボックス。1コマづつ撮影する緻密な手作業のため、企画開発から完成まで約5年を費やした。粘土独特の手作り感と表情豊かなキャラクターは必見。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

年に一度のお祭“巨大野菜コンテスト”を目前に、畑を荒らすウサギが大発生。発明家ウォレスと相棒グルミットは野菜を守るべく奔走していたが、ある夜今までにないほど畑が荒らされてしまう。町では巨大ウサギの仕業であるとのうわさが流れ……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」思いっきりブサイクなウサギたちが、もう絶妙!

 アードマンとドリームワークスの第1弾「チキンラン」がちょっと大味な印象だったこともあり、シリーズのファンとしては心配もあった。短編が感じさせてくれたあの味わいが、どうなるのか? しかし、そんな心配は吹き飛んだ。やはりニック・パークの作品への愛情は尋常ではなかった!

 まずは冒頭でおとぼけ発明家、ウォレス&しっかり者の愛犬グルミットの歴史を写真でたどり(ウォレスにも昔は髪があった!)、奇想天外な発明品に彩られた日常生活が。そうそう、この味! と、ここで一気に幸せ気分。のほほんとしたテンポ、アナログな手作り感、英国的なユーモアもしっかり健在だ。そしてこの味わいは、害ウサギ駆除から大活劇へとダイナミックに展開する間もそがれない。もちろん、キャラクター・コメディとしての面白さは最高。表情豊かなグルミットが見せるウォレスへの愛にはじーんとさせられちゃうし。悪役キャラは少々ベタだが、ヒットはウサギ! ブタっ鼻で思いっきりブサイクなこいつらが醸し出すおかしさ、もう絶妙!

 原題は「ウサギ男の呪い」。話の大枠は「狼男」のパロディなのだ。ほかにも「キング・コング」や「サンダーバード」など、映画ファンならニンマリのお楽しみがいっぱい。大人も子供も夢中になれる傑作だ。(若林ゆり)

映画.com(外部リンク)

2006年3月24日 更新

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