あらすじ・解説
元大学教授の数学者(寺尾聰)の家に派遣された家政婦の杏子(深津絵里)は、彼が交通事故の後遺症で80分しか記憶がもたないことを告げられる。戸惑う杏子だが、ある日、彼女の息子(齋藤隆成)と数学者が会い……。
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作品レビュー(552件)
- bel********
3.0点
記憶が80分しかもたないとか、 かなり設定が特殊なので 感情移入しにくい作品です。 演者の技量は充分で、 軸となる2人は特に素晴らしい。 優しい空気の作品なのですが、 やや眠たく感じる作品でもあります。 ルート先生の語りは嫌いではないが 生徒にはアレで伝わったのか。 半分くらいは寝てたんじゃないか。
- chi********
4.0点
寺尾聰さんが素敵だなあと思う。 吉岡秀隆くん演じるルート君が授業する姿は、博士からの教えなんだな。 数学は難しいけど、 数学者と数学への向き合い方は 愛を感じ、それを教わる2人も大事な事を受け取った。
- yu1********
4.0点
博士はたった80分しか記憶を留めておくことが出来ないけど、博士と関わった人たちには、博士との思い出、記憶が永遠に残り続ける。。なんて切ないんだ!! そして数学って奥深いんだね。なんか興味が湧いた。
- tya********
3.0点
3ヶ月位前に、たまたま読んで、涙を流すほど感動したので、映画の放送に歓喜しました。結果、がっかりデス。深津絵里は大好きな女優さんで、寺尾聰もまあまあだと思いますが、浅丘ルリ子はイメージと合いません。映画が原作と違うのはよくある事で覚悟してましたが、大人になったルートが頻繁に登場することで、盛り上がりをそのつど断絶させている。脚本の構成が失敗しているんです。義姉も登場しすぎ。理知的な書き手である小川洋子によって完璧に構築された、まさしく数式のような原作を、ここまで変える必要あります?だから、面白くないんです.感動しないんです.原作を読んでいない人は、どうぞ読んで見て下さい.泣きますから。
- しおびしきゅう
4.0点
NHKBSプレミアムで鑑賞! 2021年11月15日(月)放送分を録画で! オイラが2021年に観た、336本目の映画! 交通事故を境に、それ以降の新しい記憶が、80分しか持たない、80分以上前のことはすべて忘れてしまう、ということに対する興味! 数学はオイラも好き! だから原作小説を読んだ! 17年前? そんなもんか、もっと昔のことだと思ってた! んで、本作、映画も観た! 15年ぶりぐらいに、今回2度目の鑑賞、かな? 話の筋は、特になかったね! 記憶が80分しか持たない数学博士と、その身の回りの世話をするために派遣された家政婦と、その息子の、何でもないような、心の交流! 博士の愛した数式は、オイラ―の等式と呼ばれるもの! eのiπ乗+1=0という、シンプルで理解できない、美しくてオイラにとっては超難解な等式だ! 自然対数の低eと、虚数i、円周率π、そして1と0! この5つの数字に、こんなシンプルな等式が成り立つなんて! でも、iπ乗なんて、全然イメージできない! 80分で記憶を失くしてしまうって、どんな気持ちだろう? 10年前までの記憶は、普通に残っている! 目を覚ますと、10年前のある夜の次の日だ! と思ったら、全然様子が違う! 鏡を見ると、歳を取っている! メモに書いてあるのは、『私は80分しか記憶が持たない』って! 理解できるだろうか? 切ない、辛い! 映画って素晴らしい! そいつぁよかった!
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