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博士の愛した数式
2006年1月21日公開

博士の愛した数式

1172006年1月21日公開

oha********

5.0

愛と数式

この映画は美しい。家政婦、杏子が自転車で走る道や、博士と散歩で歩く道のキラキラ輝く草花、川の水が「実に美しい。」  小泉監督が表現したかったのは「愛」。恋愛、家族愛、友情でもない愛で、映画を見終わったとき、殆どの人があたたかい愛に気付かれたと思います  この映画は起伏が少なく、泣いたり、怒ったりする場面が殆どない。唯一ヤマ場は、義姉が家政婦を呼びつけ、家政婦契約を解除したのに子供(ルート)が博士の所にまだ遊びに来る、と、きついクレームをつける。その時、数や数式でしか会話できない博士が紙切れにオイラーの等式を書き、そっと、義姉の前にさし出す。その少し前に義姉が自分の部屋の本の間に挟んでいた「愛するNへ」と言う古い手紙を読み返していた。此処に書かれていたオイラーの等式が博士の今の気持ちだと気付き、クレームを取り下げ、再び家政婦に来てもらうようした。そして、最後には「義弟を全てお任せします。」という。此処がヤマ場です。    寺尾さん、深津さん、齋藤くん素晴らしいです。

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