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孕み-HARAMI- 白い恐怖 (2005)

監督
田尻裕司
  • みたいムービー 1
  • みたログ 11

2.14 / 評価:7件

消化不良ホラー

  • han***** さん
  • 2006年1月24日 19時00分
  • 閲覧数 2647
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 若い頃、山奥の雪国に住んでいたので、あの特有の閉塞感が蘇って来た。昼間だというのに数ヶ月に渡って太陽を見れない日々。
 だがしかし、この映画の上映時間76分は短すぎる。その短い時間に草稿段階からの全ての設定を盛り込もうとしている為に、どの場面も未消化なのだ。一例を挙げると、妊娠を自覚できない少女。なぞの男との心の交流。少女と母親の不和。両親の不仲。死んだ老婆の怨念。これら全てを描いた上で、主人公と男の子を除く、四人の男女を殺戮するのである。しかも冒頭の30分は、雪国の閉塞感を描くのに費やされているのだ。
 あと黒沢清さんの映画じゃないのだから、観客の観たい映像をちゃんと見せて欲しい。被害者は画面では血のりをかぶって倒れているだけ。これがある程度の特殊効果で惨殺死体を見せてくれれば、いいのにそれがない。またスチール等に使用されている程、血のりべったりの前田亜紀の映像は、カットされたらしく、本編ではそこまでの描写はない。せっかく、水着禁止の清純派女優を出しているのに、何故と疑問に思う。
 私が監督だったら、主人公の両親は登場させない。被害者は二人。そして犯人はどんでん返しで、前田亜紀にする。そうすればもう少し、すっきりとした映画になると思うのですが。
 あと気になった点が三つある。
 ?いつ失踪したのかが不明確な謎の婆さんの死体が発見されたのに、 警察を誰も呼ばない冒頭。
 ?婆さんの死体が、びっくりするくらいまばたきをしている点。恐ら く、氷点下で、本物の雪の中に埋めて撮影したようだ。
 ?バトルロワイヤルの頃より横に1・5倍膨張した前田亜紀の顔面。 アメリカってカロリーの高い食事ばかりだからでしょうか。
本当に見たいシーンを見せない。設定やドラマが未消化という点は最近のピンク映画やAVに近い。せっかく清純派前田亜紀を血まみれにする許可を受けてこの程度では惜しいのう。

詳細評価

物語
配役
演出
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