ここから本文です

スタンドアップ (2005)

NORTH COUNTRY

監督
ニキ・カーロ
  • みたいムービー 346
  • みたログ 1,901

4.02 / 評価:621件

解説

女性鉱山労働者になったシングルマザーが、男性社会の中で耐え難いセクシャル・ハラスメントを受け、立ち上がるまでを実話に基づいて描いた感動作。アカデミー賞女優であるシャーリーズ・セロンが迫真の演技を見せる。監督は『クジラ島の少女』のニキ・カーロ。特別でない普通の女性がつまずきながらも、やがては回りの意識さえも変えていく過程は号泣必須。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

離婚して故郷の北ミネソタに帰って来たジョージー(シャーリーズ・セロン)は2人の子供を抱え給料の高い鉄鉱山で働くことを決心する。しかし、その職場には想像を絶するような男性社員からの嫌がらせが待ち受けていた。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2005 Warner Bros. Entertainment Inc.
(C)2005 Warner Bros. Entertainment Inc.

「スタンドアップ」生真面目な映画だが男性もびびらずに見てほしい

 セクシャル・ハラスメントというと、日本では「セクハラ」だの「逆セクハラ」だのと軽々しく扱われがちだが、本来はかなりシリアスな問題のはず。この映画は職場でのそれをめぐってアメリカで初めて起きた集団訴訟をベースにした物語。鉱山という「男社会」でのほとんどアビュース(虐待)のようなハラスメントと、それに敢然と立ち向かう女性の姿が描かれる。

 シャーリーズ・セロンがオスカー受賞作「モンスター」ばりにルックスダウンして演じるのは、夫の暴力から逃れて故郷に戻った子持ちの女性。10代でシングルマザーとなり「身持ちの悪い女」の烙印を押されている彼女は、告発者としては分が悪い。だが、そうなった過程が明らかになるにつれ、彼女がこれまで男たちから二重にも三重にもひどい扱いを受けてきたことがわかる。またそこには、「我慢しなさい」としか言わない彼女の母親や同僚の女性たちの弱さも描かれる。その意味で、これは単に職場の問題だけでなく、社会一般における女性の立場を今一度問い直した映画といえる。お色気作戦もあった「エリン・ブロコビッチ」よりかなり生真面目だが、女性だけでなく男性もびびらずに見てほしい。(田畑裕美)

映画.com(外部リンク)

2006年1月16日 更新

本文はここま>
でです このページの先頭へ