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僕が9歳だったころ (2004)

WHEN I TURNED NINE

監督
ユン・イノ
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3.28 / 評価:36件

解説

韓国の国民的ベストセラー小説「9歳の人生」を原作に、愛する者たちを守ろうとする9歳の少年が、さまざまな困難に直面しながら成長していく人間ドラマ。監督は、ハリウッドを経て本国では家族の関係を撮り続けてきた新鋭ユン・イノ。主演のキム・ソクとイ・セヨン以外の子役は演技歴ゼロながら、子供たちと信頼関係を築き自然な演技を導き出した。戦争ごっこやビー玉遊び、林の中の秘密基地など、舞台となった70年代当時の光景が郷愁を誘う。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

70年代の田舎町。9歳の小学生ヨミン(キム・ソク)は仲間からの信望も篤く、目の悪い母親を気遣う心優しい少年。そんな彼の前にソウルからの転校生ウリム(イ・セヨン)が現れる。アメリカ育ちであかぬけた容姿の彼女に、ヨミンの心はときめく。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「僕が9歳だったころ」「こんな子供、いたいた!」と膝を打つエピソードばかり

 本作品の原作は韓国で130万部を売り上げたベストセラー小説で、“少年少女版「冬ソナ」”と言われているそうな。ホンマか? むしろ、ビートたけし著「たけしくん、ハイ!」を彷彿。片田舎の貧しい家に育ったガキ大将ヨミンの初恋物語がメーンで、恋のお相手はソウルから美人転校生のウリム。だけどお子ちゃまらしく、好きなクセについついウリムに意地悪し、素直になれないところが愛らしい。その一方で、目の悪い母親のためにサングラスを買おうと、小遣稼ぎをする優しい一面も持っている。見る者誰も「こんな子供、いたいた!」と膝を打つエピソードばかりで、思わず子供時代を懐かしんでしまうに違いない。

 中でも必見はウリムと、ヨミンに思いを寄せるグムボクとの女のバトル。冷戦を続けていた二人が、ある事件をきっかけについにどつき合いに発展。互いにビンタを食らわせ、髪を引っ張り……という容赦のない闘いぶりは井筒和幸映画か、はたまた映画「陽暉楼」での池上季実子vs.浅野温子の闘いか(笑)。恐らく監督に本気でケンカをさせられて、あまりの痛さに2人で大泣きしているのがこれまたかわいい。

 “泣き”が売りの韓流において、この人情喜劇は逆に新鮮。嫌韓流の人も、試しにどうぞ!(中山治美)

映画.com(外部リンク)

2006年2月15日 更新

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