2005年12月10日公開

DEAR WENDY ディア・ウェンディ

DEAR WENDY

1052005年12月10日公開
DEAR WENDY ディア・ウェンディ
3.3

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(30件)


  • pbx********

    4.0

    今日はシルクのパンツだから!

    命のやり取りをする道具を身に付ける事から生まれる緊張感と自制心、いざという時に使いこなせる覚悟と自信、それらを常に意識し、律する事で精神性を高め、道を究める。 その昔、武士が腰に刀を差し、人を殺す道具に美を求めたのは、きっと、そういう所からなんでしょう。 主人公たちは、銃を手にする事で自信を得ますが、銃により破滅の道を進みます。 本作品は、銃社会批判云々と言うより、心の拠り所って、それぞれで、ただ「それに囚われちゃいけないよ」って話じゃないでしょうか? レビュータイトルは、合コンでの知人の言葉です。

  • kan********

    3.0

    なかなか重いです

     銃を手にしたことにより、自信を持ち始めた若者たち。但し、銃は実際には撃たない。自制心の象徴として銃を手にしたはずだった。ウエスタンな格好に身を包み、自衛団として活動し始めた“ダンディーズ“であったが、思わぬ落とし穴がそこに待っていた。保安官たちとの壮絶な銃撃戦の後に待ちうけるラスト・・・。  銃による平和を謳った“ダンディーズ”の若者たちの運命は??  主演を張っているのは、洋製二宮和也?のジェイミー・ベル。映画「リトル・ダンサー」の頃はまだ少年だった彼も、いい感じに大人びてきた。  そして、劇中で流れるザ・ゾンビーズがまたカッコイイ。  なかなか重い内容の映画でした。

  • ごぉ

    3.0

    自分の弱さから目を背ける。

    習い事をする、知識と教養を身につける、体を鍛える、格闘技を習得する。 胸を張って自分らしく生きるために、人はけっこう努力しているのだと思う。 洗練された学識や高度な格闘術をひけらかす舞台は、限られている。 普段は普通の人のように見えても、「実はオレは・・・」みたいな自信を密かに胸に持っていることが、エゴ(自我)を保つ上で大事なことなのかもしれない。 髪型と服装を整え、表情や態度、振る舞いが、人からどう映るのか、研究する。 自分のエゴを外見(ルックス)にも投影させたい。 サングラスをかけて、金髪にして、「これがオレだ!」と主張したい。 情報が飽和した現代社会では、個人や個性が埋没する。 他の人と一緒で、なるべく目立ちたくないという人達を、日本では「草食系」と呼ぶのか。 米国の炭鉱町で育った、何ら特徴もない、ごく普通の青年たち。 ディック(ジェイミー・ベル)は、ふとしたきっかけで、本物の銃を手にする。 その銃に、“ウェンディ”と名前をつける。 「オレは銃を携帯しているんだぞ」という特別感。 誰も知らない、誰にもわからない。 自分だけの秘密が、彼に自信を持たせる。 彼の思考を変えていく。 行動を大胆にしていく。 そして、同じ思想を共有する若者たちだけで、“ダンディーズ”というグループを結成する。 言い知れぬ高揚感が、メンバーを包みこむ。 メンバーたちの規律は、 「銃を携帯していることを誰にも知らせちゃいけない」 もちろん、誰かを撃つなんて、論外であって。 自分の中だけで“ほくそ笑む”もの。 射撃の腕だけを、どんどん上達させていく。 青年たちが個性的で、魅力に溢れた俳優さんばかり。 素晴らしいキャスティング。 ふとしたきっかけで“ダンディーズ”に加わった黒人の不良青年セバスチャン。 不良青年というよりも、普通の感覚を持ち合わせた青年。 セバスチャンは言う。 「怖いから銃を持ってるんだろ?認めろよ」 「お前らは、イカれてるよ」 殺傷能力を持つ、圧倒的な力を、常に携帯する。 想像してみろよ。 もし、ピンチに陥った時に、これを使用すれば・・・ 発砲しなくても、 誇示するだけで、 相手は怯むこと請け合いなのである。 直視しかねる己の弱さ。 弱さを認めた上で、力をつければ。 自分の中の悪を認めた上で、善行をおこなえば。 自分を知るということは、 簡単なようで、実に難しい。 ラース・フォン・トリアー脚本作品。 独特の空気が流れます。 映画ファンが好みそうな作品。 流石の傑作です。 Rakuten rental DVD

  • kat********

    4.0

    ネタバレ銃社会に投げかける。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • cut********

    5.0

    銃に捧げる愛の物語

    破綻しているのに説得力がある。ラース・フォン・トリアーらしい脚本だと思った。監督はラースではなく彼とドグマ95を結成したトマス・ヴィンターベアなのだが、撮るにあたって主要人物の年齢を脚本より10歳以上も若返らせたという。このことも含め、暗い重いストーリーをスタイリッシュで時にコミカルに演出し、それでいてちょっと感動してしまうほどの作品に仕上げた監督はすごい。ダンディーズのレトロな衣装やゾンビーズの曲もよかった!「ディア・ウェンディ」も「ドッグヴィル」と同じようにある一つの街を舞台にしているのだが、考えれば考えるほど裏に込められた風刺や皮肉がみえるような気がした・・・傑作であり問題作

  • oce********

    3.0

    儚い誓い

    やっぱり銃というのは始めて見れば好奇心をそそる。 そこで踏み止まればいいが、歯止めが効かずに悪い方向へと進む。 この物語はその悪い方向。当人からすれば良い方向へと突き進んでいった者たちの末路。 多分に銃批判が伺える描写がある。 銃を撃たない平和主義を貫いたりだとか、銃を持つことで自信がつき、それが成長させたと思い込むところ。 西部劇風に仕立てたのも銃を幻想と仕立てたいのだろうか。 特に余韻を引きずることがないので、面白いかといわれると答えにくい。

  • tom********

    5.0

    ストレートな青春映画

    俺がもっとも好きな映画のひとつ。拳銃を手にしたうだつの上がらない若者達が粋がって正義の味方ごっこというちょっとイタイ展開だが、何というかこう、若者の溢れるパワーに当てられて思わずちょっとはにかんでしまう自分がいるわけです。 アメリカ銃社会に対するアンチテーゼとか難しいことは考えず、ストレートな青春映画として堪能したい。オススメ。

  • dai********

    4.0

    誤解されがちな映画

    なにやら銃社会への批判とか社会派映画のようにとらえる人が多いですが、 そんなメッセージ性は全くなく、 単純に青年と銃との刹那的な恋愛ドラマです。 しかも昔ながらの男を狂わせる「運命の女」(ファム・ファタール)を描いた、オーソドックスな内容です。 この映画は銃と人間との恋という非現実的な話をリアリティのある映像で語ってるため 困惑や誤解してしまう人がいるみたいですが、それさえ分かっていれば 何にも難しいことはありません。 個性的でとてもよく出来た映画です。 繰り返しになりますが、 銃社会に対して一石を投じるような映画でもなければ 犯罪という重いテーマを語ってる訳でもありません。 単なる恋愛映画です。

  • rai********

    5.0

    ネタバレ意外なラスト

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 4.0

    ライナスの毛布=成長に必要なもの

    ひ弱な少年が玩具だと思っていた銃は、実は本物だった。彼は、それに名前を付け、常に持ち歩く事で、強くなっていった。いつもは秘密裏に仲間と集っていたが、新メンバーの加入によって、彼らは大きく変わっていく、、、そして、、、、、というお話。 ★冷めた目線・・・炭鉱の街で炭鉱で働けないこと。親を亡くしても平静でいること。生(性)の喜びや強さを感じられないこと。そんなことが、超リアルに描かれている。イヤなんだけれど、納得させられてしまう。エンディングはかなりキツイのに、それさえも淡々としている。 ☆★普通の子たちの成長・・・たとえば毛布が離せなくて、ぼろぼろになり、小さくなり、無くなってしまう頃、少年はそれを、必要としなくなる。そんなものがあってもイイと思う。それを持つことで、自分自身の成長の証になる物。傍からみたら、要らない物でも、本人にとって必要な物。それが無くても成長していくだろうけれど。それが、銃、、、、、、、、、。キツイ。 ☆★隠れ家と仲間たち・・・これだけなら良かったのに。掟通り、永遠にパートナー(銃)が日の目を見なければ、、最悪の結末にはならなかった。じゃぁ、持っているだけなら許される?もし、持っているだけなら??平和主義者が心の安心の為に持っている。許す? ★☆自己暗示・・・そんなもの甘えでしょ。何も無くても、嫌でも大人になる。現実を知らない(認めたくない)大人未満の青年たち、、、、でも、拒否はできない私。 結局、彼らの行動は何だったのか。何を成し遂げたかったのか。監督は何を言いたかったのか。結論がでないまま鑑賞終了。ゾワゾワするイヤーな感覚を残したまま。 今作に対して、不満や憤りはいろいろ有る。ただ、見て良かった、とは思える。でも、もう再見は無いけれど。

  • はる

    2.0

    くだらない

    正直途中までくだらないと思った。 ウェンディがまず銃のことであることに萎えたし、演劇の場面なんかはおもわず噴出しそうになった。 まあ見所があるとすれば最後の保安官たちとの銃撃戦ですかね。 そもそも、ダンサー・イン・ザ・ダーク以来の衝撃というふれこみがあったので観たが、明らかに劣ります。 ぶっちゃけ、最後の展開なども読めたところがあるし、なんか残念な感じ。ダンディーズのメンバーが死ぬ場面は感動的に写されているが僕には滑稽に見えた。

  • byp********

    3.0

    楽器だったら、良かったのにぃ・・・

    癖のあるトリアー氏なので、彼による脚本も 風変わりだった。 製作は、デンマーク/フランス/ドイツ/イギリス だけれど・・・映画の舞台は アメリカの炭鉱の田舎町になっている。   感想を言うならば、銃社会への痛烈な皮肉を 込めながらも、アンティークの美しい銃に 魅せられた若者たちを刹那的に描いていたような~ トリアーのオドロオドロしさがないのは 監督が違うからだろうか? 主人公を演じたジェイミー・ベルは 最近、その活躍が目立ってきている。 他の映画の中の彼も含め なかなかの好青年な成長ぶり。   個人的には、友達役のマーク・ウェバー も印象に残る目力だった。 彼は、「ブロークン・フラワーズ」でも 出番が少ないながら、人を惹き付ける 何かを持っていたけれど、今回、その 魅力が再確認出来たかも。 銃の持つ芸術性(装飾、形などなど) そういうものに魅せられるのは・・ 優れた楽器に魅せられるのと 似たような感覚なのだろうか・・・ しかし、優れた楽器も使わないとその能力を発揮しない。 飾っておくだけというのは、楽器にとって申し訳ない事。 美しい銃も飾っておくだけでは留まらなくなって きてしまう。結局は、銃を持つということは、 必ずや弾いてみたくなる楽器を持つことと 同じなんだろう・・・か。 楽器は弾き手のセンスで人を癒すことも 喜びを与えることも出来る。 しかし、銃は・・・ 所詮、何かを傷つけるための道具。 いくら見かけが美しくたって~その用途には 絶えず危険がつきまとう。 理不尽な銃社会で繰り広げられる青年たちの暴走。 映画の中だけではなく、現実に あまりにも多すぎるほど起こっている 銃による悲劇。 それが、一番 おそろしい事なのかもしれない。 ヨーロピアンなアーティステックな トリアー氏は、もしかしたら アメリカにこう言いたいのかもしれない・・ 「銃の代わりに楽器や絵筆を!!若者の命があるうちに」 ってね~

  • pan********

    3.0

    それぞれのものさし。

    ディア・ウェンディ。 僕は君がいればそれでよかった。 君がいればそれだけで強くなれた。 それ以上何もいらなかったんだ。 何もいらなかったんだ。 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドッグヴィル」のラース・フォン・トリアー脚本。 平和主義で臆病な少年が、1つの中を手に入れることによって変貌していくという設定に惹かれて観た。 その時期独特の少年たちの世界観は、まるで少年時代の実体験のようにリアリティがある。 閉鎖的な小さな町の空間もとても味があるし、俳優たちも透明感があり、映像が美しい。 ただ、題名のとおりウェンディに宛てた手紙がこの作品の軸になっていて、主人公によるこの手紙の朗読が物語の解説のようになっているのだが、それがとても説明的で、個人的には邪魔に思えた。 ナレーションで説明するよりは映像や台詞でそれを補ってほしいし、説明的になればなるほど説教くさく思えてしまった。 しかも説教くさいかと思えば最後はブラックで、狙いなのかもしれないが、結局最終的にメッセージがぼやけてしまっていて、観終わってもぼんやりとしたものしか残らない作品になってしまった気がする。 少年たちが築き上げる世界は、理解出来ない人には全く理解出来ない。 でも理解出来ないからこそ、彼らは彼らだけの世界を作り上げる。 そこに理屈や常識なんてない。 世間の理屈や常識の通らない世界を、彼らは作りたかったのだから。 人はそれぞれ自分の中にものさしを持っている。 たぶん私達は自分のものさしと世間のものさしを見比べながら、どっちつかずの場所を生きている。 自分のものさしで、誰かを測ることは出来ない。 誰かのものさしで、自分を測ることは出来ない。 少年たちが自分のものさしで観る世界を、こっそり覗いているような、そんな映画だった。

  • シオラーロ

    2.0

    もっと

    多くの人の意見が聞きたいな。観て何も残らない映画だと思うんだけど。どうですか?

  • oky********

    1.0

    父性社会アメリカへの憧れと、力の象徴の銃

    銃社会アメリカを批判したものと、言われる方がいましたが、逆だと思います。監督はしてませんが、トリアー臭がぷんぷんします。トリアーはファザーコンプレックスではないかと思います。女のファザコンは可愛いが、男のそれは、マザコンより質が悪い。強いものに憧れ、弱いものを足蹴にする。例えば「奇跡の海」「ダンサーインザダーク」「ドッグヴィル」で、弱い女を窮地へ追い込み、愚行を行わせる。また「イディオッツ」「キングダム」では、白痴や病人などを愚弄しているように思える。母性社会の欧州より、父性社会のアメリカへの、憧れの象徴が銃である。有無を言わさず、銃で片付けて終う作品が多い。粗野で、冷淡で、残忍な作品ばかりである。人に対する優しさや思いやりがない。後味の悪いものばかりだ。トリアーに惹かれる方々は、まだ成熟仕切れていない、青年の心の持ち主だと思われる。不快感より面白いと感じている。女性や大人には、甚だ不愉快で始末に負えないと感じる。男のファザコンはサディスティックであり、その凶暴さにへきへきする。どの作品も同じ臭いがする。トリアー臭である。

  • cs5********

    2.0

    銃社会への皮肉なのかな?

    負け犬ってナニ? 何に負けたの? 負け犬って言葉を聞くと必ず疑問に思う。 自分に負けたんでしょ? 銃を持つと勝てるの? そう言いたい作品なのかな? 面白くなかった。

  • uch********

    3.0

    おもしろいけど

    演出が上手くグイグイひきこまれます。 面白いのですが、ストーリーが少し強引だし、 見終わって残るものがあまりないかなと。 とても惜しいと思います。

  • reg********

    2.0

    ネタバレ●ん~…●

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • k

    3.0

    ネタバレ身近でない

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • aka********

    3.0

    せつない話

    ひょんなことから銃を手にし、その魅力に魅せられ、持つことで精神的に強くなる。 その意見に賛同した青少年たちの成長の物語。 銃を持つことで自信がつくっていうのはわからないでもない。 人を撃つことをタブーとしていたが、終盤そのタブーを破らざるを得ない大事件が起こる。 これはちょっと衝撃。予想もしなかった展開。 せつない結末でした。銃による悲劇でしょうかね。

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